就活の自己分析のやり方 - やりたいこと、適職、強みを見つけて就活に活かす

就活の自己分析のやり方 - やりたいこと、適職、強みを見つけて就活に活かす

自己分析のやり方2025/03/082025/03/09
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就活を成功させるために欠かせないのが「自己分析」です。

自己分析をしっかり行うことで、自分の強みや価値観を理解し、企業選びや面接でのアピールに活かすことができます。

しかし、「やり方がわからない」「自己分析をやっても答えが出ない」と悩む就活生も多いのではないでしょうか?

本記事では、自己分析の目的やメリットを解説し、具体的なやり方を4つの方法(フレームワーク・診断ツール・本・相談)に分けて紹介します。

「やりたいことがわからない」「適職が知りたい」と思っている方は、ぜひ参考にしてください。

自己分析を深めることで、自信を持って就活に臨みましょう。

1. 就活における自己分析とは?

自己分析とは、自分の価値観や強み、適性を深く理解するためのプロセスです。

就活においては、自分に合った企業や職種を見極めるために欠かせないステップとなります。

自己分析を通じて「どんな仕事が向いているのか」「自分の強みをどう活かせるのか」を明確にすることで、就職活動の軸を作ることができます。

自己分析では、以下のような視点で自分を見つめ直します。

  • 価値観:どんな環境・働き方が自分に合っているか?
  • 強み/弱み:得意なこと・苦手なことは何か?
  • 興味・関心:何に対してモチベーションを感じるか?
  • 経験:過去の成功体験や挫折経験から学んだことは?

こうした自己理解を深めることで、エントリーシート(ES)や面接で一貫性のある回答ができるようになり、企業に対して自分を適切にアピールできます。

自己分析は「就活の軸」を作るための土台となる重要なステップです。

2. 就活での自己分析の目的

就活において自己分析をする目的は、単に「自分を知る」ことではなく、その理解を就職活動に活かすことにもあります。

具体的には、以下の3つの目的が挙げられます。

①自分に合った企業や職種を見極める

「給料が高い」「大手だから」などの理由で企業を選ぶと、入社後にミスマッチが生じることがあります。自己分析を通じて、自分の価値観や適性に合った企業を見つけることが重要です。

②面接やESで説得力のあるアピールをする

自己分析をしておくと、自分の強みや過去の経験を論理的に説明しやすくなります。「なぜこの企業なのか?」「なぜこの仕事をしたいのか?」に明確な答えを持つことができます。

③キャリアの方向性を明確にする

自分の価値観や目指すキャリアを理解することで、短期的な就職活動だけでなく、長期的なキャリアプランを考えられるようになります。自己分析を行うことで、自分に合ったキャリア選択ができ、就活を有利に進めることが可能になります。

なお、以下の記事に就活の自己分析において重要なポイントを詳しくまとめますので、こちらの記事も是非チェックしてみてください。

3. 自己分析のメリット

自己分析を行うことで得られるメリットは多くあります。主なメリットを3つ紹介します。

適職が見つかる

「何がやりたいかわからない」という悩みを解消し、自分に合った職種や企業を見つけやすくなります。企業選びの軸が明確になるため、エントリーする企業を絞り込めます。

選考対策がスムーズになる

ESや面接で一貫性のあるアピールができるようになり、企業に好印象を与えやすくなります。「強みは何ですか?」「なぜこの業界を選んだのですか?」といった質問に対して、自信を持って答えられるようになります。

入社後のミスマッチを防げる

「とりあえず内定が欲しい」と考えて入社すると、思っていた仕事と違って後悔するケースもあります。自己分析を通じて「自分が本当にやりたいこと」「大事にしたい価値観」を理解することで、ミスマッチを減らせます。

自己分析は内定獲得のためだけでなく、入社後の満足度やキャリアの成功にも直結する重要なプロセスです。じっくり時間をかけて、深く取り組むことが重要になります。

4. 自己分析はいつやるべきか?

就活において自己分析は、できるだけ早い段階で始めるのがおすすめです。以下のタイミングで行うと、就活をスムーズに進めやすくなります。

大学3年生の夏~秋

インターンシップに参加する前に自己分析を行うと、「どの業界が合いそうか」「どんな企業を見ておくべきか」が明確になります。早めに自己分析をしておくと、エントリーシートや面接準備にも余裕を持てます。

本格的な就活開始(大学3年生の冬)

就活解禁前の12月~2月頃にもう一度深掘りするのがおすすめです(選考が早い業界の場合はもっと早くに深堀りすることをおすすめします)。この時期には、エントリーシートや面接が本格化するため、自己分析を深めることで説得力のあるアピールができます。

選考が始まってからも継続的に

実際の選考を受けながら、「自分の志望動機は本当に納得できるものか」「他の企業と比べてどうか」といった視点で自己分析をアップデートすることが大切です。面接を受けるたびにフィードバックを得て、自己分析をブラッシュアップしていきましょう。

就活の成功には、早めの自己分析と継続的な振り返りが欠かせません。タイミングを意識して、計画的に取り組みましょう。

5. 自己分析のやり方4選

それでは、自己分析の具体的なやり方について解説していきます。

自己分析は様々な観点から自分を掘り下げることが大切です。

以下の4つのやり方を組み合わせることで本当の自分に迫ることができます。

  • フレームワーク
  • 診断ツール
  • 相談

① フレームワーク

自己分析を進めるうえで、まず取り組みやすいのが「フレームワーク」を活用する方法です。フレームワークを使うことで、頭の中で漠然としていた考えを体系的に整理し、論理的に自己理解を深めることができます。

特に就活では、自分の経験や価値観を整理し、強みや適性を明確にすることが重要です。フレームワークを使えば、過去の経験を客観的に振り返りながら、「なぜ自分はその選択をしたのか」「何にやりがいを感じるのか」といった本質的な問いに向き合うことができます。

また、視覚的にまとめることで、考えがまとまりやすく、面接やエントリーシートでも一貫した説明がしやすくなるというメリットもあります。

1. 自分史

自分史とは、幼少期から現在に至るまでの経験を振り返り、人生の中で印象的だった出来事や大きな選択を整理する自己分析の方法です。これを行うことで、自分の価値観や考え方の根底にあるものが見えてきます。

自分史

自分史をまとめるときは以下の順序でまとめると上手くまとまります。

  1. 年齢ごとに区切る:幼少期、小学生、中学生、高校生、大学生など、時期ごとに分ける。
  2. 印象に残った出来事をリストアップ:楽しかったこと、つらかったこと、努力したこと、成功・失敗体験などを書く。
  3. なぜその経験が印象に残っているのかを分析:その経験から何を学んだのか?価値観に影響を与えた要因は?

自分史を整理することで、以下のようなものが得られます。

  • どのような環境でモチベーションが上がるかがわかる
  • 自分が大切にしている考え方が明確になる
  • 面接で話せるエピソードが整理できる

自分史を通じて、自分の成長過程を客観的に振り返ることで、強みや適性を明確にできます。

2. マインドマップ

マインドマップは、自分の考えを視覚的に整理する方法です。キーワードを中心に放射状に関連する言葉を書き出すことで、思考の広がりを確認できます。

マインドマップ
  1. 中心に「自分」や「就活」を書く:例「私」「仕事選び」「強み・弱み」など
  2. 関連する要素を枝分かれで書く:例えば「強み」→「粘り強い」「責任感が強い」「リーダーシップがある」など
  3. さらに詳細なエピソードを加える:「責任感が強い」→「部活のキャプテン経験」「アルバイトでのリーダー役」

マインドマップをまとめることで以下のような気づきを得られます。

  • 自分の思考のつながりやパターンが見える
  • 仕事選びの軸が整理しやすい
  • 面接の受け答えをスムーズに考えられる

マインドマップは、思考を視覚的に整理したい人におすすめの方法です。

3. モチベーショングラフ

モチベーショングラフとは、これまでの人生の出来事を縦軸(モチベーションの高さ)と横軸(時間)で表し、どの時期にやる気が高まったのか、低下したのかを分析する方法です。

  1. 横軸に年代を設定する: 幼少期、小学校、中学校、高校、大学のように区切る
  2. 縦軸にモチベーションの高さを設定する:最高の状態を100、最低の状態を0とする
  3. 過去の出来事をプロットする:例「部活の大会で優勝→モチベーション90」「受験に失敗→モチベーション30」
  4. グラフの変動を分析する:何がモチベーションを高め、何が低下させたのかを考える

モチベーショングラフを使った自己分析をすることで以下のような気づきを得られます。

  • どんな環境や出来事が自分をやる気にさせるのかがわかる
  • 仕事でモチベーションを維持するための条件を理解できる
  • 面接で「なぜこの仕事を選んだのか」の説明がしやすくなる

モチベーショングラフを作ることで、自分の価値観や仕事選びの基準を明確にできます。

他の自己分析フレームワークは?

その他にも多くの自己分析フレームワークがあります。更に多くのフレームワークを知りたい方は以下の記事に9つのフレームワークをまとめていますので、是非こちらをチェックしてみてください。

② 診断ツール

客観的なデータをもとに自己分析を進めたい場合は、診断ツールを活用するのが効果的です。

診断ツールの最大のメリットは、主観に頼らず科学的な視点で自分の特性を分析できること。例えば、性格や価値観、強み・弱み、適職などをデータに基づいて明確にできるため、「なんとなく自分はこう思う」という曖昧な自己認識を、より具体的な言葉や数値で理解できます。

また、自分の考えと結果を照らし合わせることで、意外な発見があることも魅力の一つです。診断ツールを活用することで、就活の軸を明確にし、自己PRや志望動機を作る際のヒントを得ることができます。

1. クリフトンストレングス

クリフトンストレングスは、個人の才能や強みを34の資質から特定する診断ツールです。

受検者は、上位5つの資質を知ることで、自身の特性を理解し、キャリア選択や自己啓発に活かすことができます。診断結果は詳細なレポートとして提供され、自己理解を深めるための具体的なアドバイスが含まれています。

有料のサービスですが、その分信頼性と精度の高い分析が期待できます。自己PRや志望動機の作成時に、自分の強みを明確に伝えるための根拠として活用できます。

クリフトンストレングス(ストレングスファインダー)については以下の記事でも詳細を解説しています。

2. 16Personalities

16Personalitiesは、MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)理論を基にした無料の性格診断ツールです。

受検者は、簡単な質問に答えることで、16種類の性格タイプの中から自分のタイプを特定できます。各タイプには、特徴や行動パターン、適職などが詳細に説明されており、自己理解やキャリア選択の参考になります。

また、診断結果は視覚的に分かりやすく表示されるため、自己分析初心者にも取り組みやすいツールです。

3. ビッグファイブ性格診断

ビッグファイブは、心理学における性格特性を

  • 外向性
  • 協調性
  • 誠実性
  • 神経症的傾向
  • 開放性

の5つの次元で評価する理論です。

この診断では、各特性の度合いを数値化し、個人の性格傾向を明らかにします。科学的根拠に基づいた信頼性の高い分析が特徴で、自己理解や職場での人間関係構築に役立ちます。

多くの無料診断サイトがあり、手軽に受検できるのも利点です。

4. Analyzeu+(OfferBox)

AnalyzeU+は、就活サービス「OfferBox」が提供する無料の適性診断ツールです。受検者の性格特性や価値観を分析し、その結果を基に企業からのスカウトが届く仕組みになっています。

診断結果は、自己PRや志望動機の作成に活用できるだけでなく、自分の強みや弱みを客観的に把握する手助けとなります。

また、企業側もこの結果を参考にスカウトを送るため、マッチング精度の高い就職活動が可能となります。

5. キミスカ適性検査

キミスカ適性検査は、就活サービス「キミスカ」が提供する無料の自己分析ツールです。受検者の性格や価値観、行動特性を分析し、その結果を基に企業からのスカウトが届く仕組みです。

診断結果は、自己理解を深めるだけでなく、企業選びの指針としても活用できます。

また、企業側もこの結果を参考にスカウトを送るため、ミスマッチの少ない就職活動が期待できます。

6. GPS(dodaキャンパス)

GPS(Global Profile Survey)は、dodaキャンパスが提供する無料の適性検査で、受検者のパーソナリティや行動特性を分析します。

診断結果は、

  • レジリエンス(精神的なタフさ)
  • リーダーシップ(物事に向かう前向きさ)
  • コラボレーション(他者への働きかけ)

などの項目で評価されます。

これらの結果は、自己PRや志望動機の作成に役立つだけでなく、企業からのオファーにも影響を与えるため、効果的な就職活動をサポートします。

その他のおすすめ就活向け自己分析ツールは以下の記事でもまとめています。

③ 本

より深く自己分析を行いたい人におすすめなのが、書籍を活用する方法です。自己分析の本を読むことで、体系的に考え方や手順を学べるため、独学でもしっかりとした分析が可能になります。

本を使った自己分析のメリットは、自分のペースでじっくりと向き合える点にあります。また、多くの書籍には実践的なワークや質問が含まれているため、読みながら手を動かし、自分の考えを言語化するトレーニングにもなります。

さらに、さまざまな視点からの分析方法を知ることで、自分に合ったやり方を見つけやすくなるのも利点です。本を活用することで、より深い自己理解につながり、就活での軸を強化することができます。

1. さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』は、自身の強みを発見し、それを活かす方法を提供する書籍です。

本書には、ウェブテスト「ストレングス・ファインダー2.0」を受けるためのアクセスコードが付属しており、これにより34の資質の中から自分の上位5つの資質を特定できます。

各資質には具体的な行動アイデアや他者との協働方法が解説されており、自己理解を深めるだけでなく、職場や日常生活での実践的な活用が可能です。

新版では、資質の活かし方に焦点を当て、より具体的な戦略やアイデアが追加されています。

自己分析やキャリアデザインを考える際の有用なツールとして、多くの読者から支持を集めています。

2. あなたが「一番輝く」仕事を見つける 最強の自己分析

『あなたが「一番輝く」仕事を見つける 最強の自己分析』は、キャリアコンサルタントとして4000人以上の面接に立ち会った著者が、自分の個性と能力を活かすための自己分析方法を伝授する書籍です。

「心が喜ぶ」をキーワードに、自己分析の考え方やノウハウを提供し、新卒・転職活動者が自分らしいキャリアを築くための指針を示しています。

本書は、2009年刊行の『あなたの天職がわかる最強の自己分析』をリニューアルし、現代の就職市場に合わせてアップデートされています。

特に第3章では、「仕事で活かせる強み」を見つける自己分析メソッドが改良され、強みがどのように仕事に結びつくか、企業でどのように活躍できるかを明確に見えるようになっています。

自己分析の人気ロングセラー本として定評があります。

3. 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』は、人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッドを提供する書籍です。

著者は、自身の経験や研究をもとに、やりたいことを見つけるための具体的なステップや考え方を紹介しています。

本書は、自己分析やキャリア選択に悩む多くの人々にとって、わかりやすく実践的なガイドとなっています。

また、読者の声や事例を交えながら、自己理解を深めるためのヒントが豊富に盛り込まれています。

自己啓発やキャリアデザインを考える際の一助として、読者の人気を集めています。

他のおすすめ自己分析本は?

他にも就活の自己分析におすすめの本はいくつかあります。以下の記事にまとめていますので参考にしてみてください。

④ 相談

自己分析は一人で行うものと思われがちですが、他者との対話を通じてより深まることも多くあります。家族や友人、先輩、キャリアアドバイザーなど、第三者と話すことで、自分では気づかなかった強みや価値観が見えてくることがあります。

また、他者の視点を取り入れることで、客観的なフィードバックを得られ、「自分がどう見られているのか」「どんな特徴を持っているのか」を知ることができます。

特に就活エージェントやOB/OG訪問を活用すると、実際の業界や企業についての知見を得ることもでき、より具体的なキャリアのイメージを持つことが可能になります。

相談を通じて、自己分析の精度を高め、より実践的な活用につなげることができます。

1. 身近な人/他己分析

自己分析を深める方法の一つに、家族や友人、先輩など身近な人に自分の印象を聞く「他己分析」があります。

自分で考える自己評価と、他者からの評価には意外なズレがあることも多く、新たな気づきを得るきっかけになります。

例えば、「人当たりがいい」と思っていたのに、「実は冷静で慎重派」と言われることがあるかもしれません。

他己分析のメリットは、自分の強みや弱みを客観的に知れることです。

ただし、誰に聞くかによって結果が偏る可能性があるため、できるだけ異なる立場の人(友人・家族・バイト先の上司など)に尋ねるのがおすすめです。

もらったフィードバックをもとに、「どうしてそのように思われるのか?」を考えながら、自分の特徴を言語化していくと、自己PRや志望動機を作る際のヒントになります。

他己分析については以下の記事でも詳細に解説しています。

2. エージェント

就活エージェントは、キャリアアドバイザーが個別に相談に乗り、自己分析や企業選びをサポートしてくれるサービスです。

多くのエージェントは無料で利用でき、企業とのマッチングを手助けしてくれますが、自己分析の段階でも非常に役立ちます。

特に、自分では気づきにくい強みや適性を客観的に分析してくれる点がメリットです。

また、エージェントによっては適性診断を行ったうえで、企業選びの方向性を一緒に考えてくれるところもあります。

ただし、エージェントはビジネスとして企業とのマッチングを行っているため、「早く内定を取らせよう」とする傾向があることに注意が必要です。

自分の意思をしっかり持ち、「自分が納得できるキャリア」を考えながら活用すると、より有意義な就活ができます。

1. キャリアチケット

キャリアチケットは、レバレジーズ株式会社が運営する新卒向けの就活支援サービスです。

同社は2005年に設立され、ITエンジニア向けの「レバテック」や若年層フリーター向けの「ハタラクティブ」など、多岐にわたる人材紹介事業を展開しています。

キャリアチケットでは、年間1万人以上の支援実績を持つプロのキャリアアドバイザーが、自己分析や企業選び、エントリーシートの書き方、面接対策などを個別にサポートします。

また、多数の企業人事とのつながりがあり、書類選考なしの推薦枠を提供するなど、有利な就職活動を進めることが可能です。

サービスは完全無料で、全国主要都市に対応しており、オンラインでのカウンセリングも実施しています。

2. JobSpring

JobSpringは、株式会社Rootsが運営する新卒向けの就活エージェントサービスです。

独自のAIマッチングシステムとキャリアアドバイザーのカウンセリングを組み合わせ、学生一人ひとりに最適な企業を紹介します。

また、自己分析や面接対策などのセミナーも開催しており、就活全般をサポートしています。

サービスは無料で、オンライン面談にも対応しているため、全国どこからでも利用可能です。

3. dodaキャンパス

dodaキャンパスは、ベネッセが運営する逆求人・オファー型の就活支援サイトです。

学生がプロフィールを登録すると、企業からインターンシップや採用オファーが届く仕組みになっています。

登録学生数は約99万人(2023年5月時点)で、大手からベンチャーまで多様な企業が参加しています。

また、面接対策講座やグループディスカッション講座、添削サービスなど、就活生向けのサポートも充実しており、独自の適性検査を無料で受検できるため、自己分析にも役立ちます。

サービスは無料で利用でき、大学1・2年生からでも登録可能です。

3. OB/OG訪問

OB/OG訪問は、志望企業や業界で実際に働いている先輩に話を聞くことで、業務内容や職場環境をリアルに知ることができる手法です。

ネットや会社説明会では得られない「本音」や「実態」を知ることで、自分の適性や価値観と合うかどうかを判断しやすくなります。

例えば、「この業界は残業が多いって本当ですか?」「実際に入社してギャップを感じたことは?」といった具体的な質問ができるのが魅力です。

話を聞いた後は、そこで得た情報をもとに「自分はこの環境でやっていけるか?」「どういったスキルを伸ばすべきか?」と自己分析を深めることが大切です。

また、OB/OG訪問を通じて企業とのつながりを作ることで、選考時に有利になることもあります。

訪問後は、お礼のメールを送るなどのマナーも忘れずに。

1. Matcher

Matcherは、社会人と気軽につながり、OB・OG訪問ができる無料のマッチングサービスです。

従来のOB・OG訪問は同じ大学の先輩を探す必要がありましたが、Matcherでは大学の枠を超えて、業界・職種ごとに社会人を検索し、相談できます。

  • 幅広い業界の社会人とつながれる:興味のある業界の先輩に直接相談可能。
  • オンライン対応:遠方の社会人ともオンラインで面談できる。
  • スカウト機能あり:プロフィールを充実させると企業からオファーが届くことも。

利用方法は簡単で、プロフィールを作成し、気になる社会人のプランに申し込むだけ。業界理解を深め、自分に合うキャリアを見つけるのに役立ちます。

6. 自己分析の注意点

自己分析は就活の軸を作るうえで重要ですが、やり方を間違えると逆効果になることもあります。注意すべきポイントを押さえて、効果的に進めましょう。

①答えを一つに絞りすぎない

自己分析をする中で、「自分はこの仕事しか向いていない」と決めつけてしまうのは危険です。人の価値観や適性は多面的であり、ひとつの結果に固執すると、可能性を狭めてしまうことがあります。複数の視点を持ち、柔軟に考えることが大切です。

②過去の経験だけで判断しない

自己分析では過去を振り返ることが多いですが、それだけに頼りすぎるのも問題です。「過去に得意だったこと=未来の適職」とは限りません。これから挑戦したいことや、新しい環境での可能性も考慮するようにしましょう。

③他人の意見を取り入れすぎない

相談を通じて客観的な意見をもらうことは大事ですが、周りの声に流されすぎるのもよくありません。最終的に就職するのは自分自身。自己分析を進める際は、自分の価値観や納得感を優先し、他人の意見をうまく取捨選択することが重要です。

7. 自己分析の活かし方

自己分析は、やるだけで終わらせず、実際の就活に活かしてこそ意味があります。分析結果を具体的にどのように活用できるのかを考えてみましょう。

①エントリーシートや履歴書の作成に活かす

自己分析で明確になった「強み」「価値観」「適性」を言語化し、エントリーシートや履歴書の自己PRや志望動機に反映させます。企業に対して一貫性のあるメッセージを伝えることで、説得力が増します。

②面接での受け答えをスムーズにする

企業は面接で「あなたはどんな人ですか?」「なぜこの仕事を志望するのですか?」といった質問を投げかけます。自己分析がしっかりできていれば、これらの質問に対して迷わず、自信を持って答えられるようになります。特にエピソードを交えて説明すると、より伝わりやすくなります。

③企業選びの軸を明確にする

就活では「どの企業が自分に合っているのか」を見極めることも重要です。自己分析を通じて、自分が大切にしたい働き方や価値観が明確になれば、企業選びの基準を明確にすることができます。その結果、入社後のミスマッチを防ぎ、長く満足して働ける環境を選べるようになります。

④継続的にアップデートする

自己分析は一度やったら終わりではなく、就活の進行や新しい経験を通じてアップデートしていくことが大切です。選考を受ける中で得た気づきや、新たな視点を取り入れながら、自分の考えをブラッシュアップしていきましょう。

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