バレーボール選手は、日本でVリーグに所属する選手たちのことです。

チームに所属し勝利するために、練習や試合に全力を注ぎます。

一口にバレーボール選手といっても、その役割は様々です。

チームのエースとして、スパイクをたくさん決める選手もいれば、スパイカーにパスをわたすセッターもいます。

ディフェンスのスペシャリスト・リベロは、守護神としてチームを守ります。

それぞれが役割を果たして、チームを勝利に導く努力を重ねていく仕事です。

子どもたちに夢を与えたり、多くの人から憧れられることも多いです。

華やかな世界という側面が、バレーボール選手にはあります。

職業としてバレーボール選手になるためには、チームに所属しなければいけません。

いくらなりたいと思っていても、チームに必要とされなければ、バレーボール選手にはなれません。

誰でもなれるわけではない、選ばれた人たちの仕事です。

プロのチームに所属する選手のほとんどは、学生時代にバレーボール部で活躍をした人たちです。

高校や大学で、チームを全国大会に導いたり、際立った活躍をした人たちに、声がかかります。

特に資格などは必要ありませんが、ずば抜けた能力を有していないと、なれない職業です。

運動能力だけではなく、戦術などを理解する賢さも必要です。

複数の調査から、バレーボール選手の平均年収は、およそ300万円から600万円程度です。

バレーボール選手の中でもトッププロとなれば、この金額にプラスして、人気に応じた副収入が得られます。

アパレルなどのスポンサー契約を結んだり、企業のコマーシャルに出演したりすると、チームから支給される金額とは別に収入が得られる仕組みです。

日本人のバレーボール選手の中でも、特に人気のある選手は、1000万円以上稼ぐ人もいます。

優秀なバレーボール選手の中には、活躍の場を海外に求める人もいます。

バレーボール人気の高いヨーロッパのリーグなら、日本の数倍から10倍程度の年収を得る選手も、珍しくはありません。

バレーボール選手は、バレーボールの試合に出場し、チームを勝たせることが大きな役割です。

試合に出て活躍することはもちろん、コートを離れた時でも、いろいろな知識を得たり、自分を磨く努力を怠ることはありません。

バレーボールはチームスポーツなので、自分さえよければ良いというものではありません。

チームメートと強固な信頼関係を築き、同じ目標を持っていないと勝てないからです。

企業に所属するバレーボール選手は、バレーボール以外の事務作業などをする人もいます。

1日のうちの数時間を社業にあて、それ以外の時間でバレーボールの練習や試合を行うといった働き方です。