あなたは今スクールカウンセラーの仕事に
興味がありますか?
この診断を受けると
あなたがどのぐらいスクールカウンセラーに
向いているかわかります。
10問2分の質問に答えて
適性をチェックしましょう。
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あなたの適性度は57%で、スクールカウンセラーの仕事に対して極端な向き不向きはないようですが、どちらかと言えば向いている寄りです。スクールカウンセラーを目指したい場合は、診断結果の詳細を読み込んで自分に足りている部分と足りていない部分を理解するようにしましょう。大事なことは、仕事を通して「長所を活かせそうか」「短所を許容、克服できそうか」です。両方ともOKであれば是非目指してみてください。
ID | 資質 | 判定 |
---|---|---|
1. | 相手の話を聞くのが得意 | |
2. | 子供と関わるのが好き | |
3. | 人やスケジュールの調整が得意 | |
4. | 論理的な思考や説明ができる | |
5. | 心理学の専門的な知識がある | |
6. | 人柄が良いと言われる | |
7. | 忍耐力がある | |
8. | 幅広い視野を持っている | |
9. | 人とのコミュニケーションが得意 | |
10. | 気持ちの切り替えが得意 |
スクールカウンセラーにとって最も大切なのは、相手の話をよく聞くことです。頷いたり、相槌を打ったりしながら、じっくりと話を聞くことで、相手も安心して悩みを相談してくれるようになります。自己主張が強いスクールカウンセラーだと、相手は心を閉ざしてしまうこともあるので注意が必要です。時には、相談内容のさらに深い部分に本当の悩みを抱えている場合もあります。肯定的に話を聞くことで、本質的に問題を解決できるようにしましょう。
スクールカウンセラーは、学校で起きる不登校やいじめなどの問題に対応します。子供から相談を受ける時には、うまく自己表現ができない子供もいれば、多感な時期で心を開いてくれない子供もいます。そんな子供たちにも寄り添ってあげられる優しさが必要です。また、直接相談を受ける時だけでなく、休み時間や授業中などに子供と関わる機会もあるので、子供が好きな人がスクールカウンセラーに向いています。
スクールカウンセラーは、子供だけでなく、保護者、教員、他の行政機関等と連携しながら諸問題の解決にあたる仕事です。「子供のために」という気持ちは同じでも、それぞれの立場が違うために意見が食い違うこともあります。そんな時には、折り合いをつけながらカウンセリングを進めていける調整力が必要になります。子供が学校でも家庭でも安心して過ごせるように、それぞれの意見を大切にしながら問題解決の方向性を探っていきましょう。
スクールカウンセラーの業務の一つに、カンファレンスというものがあります。カンファレンスとは、関係者が集まって何らかのテーマについて話し合うことです。学校でのカンファレンスでは、子供、保護者、教員、養護教諭、スクールソーシャルワーカーなど、その時の話し合いに必要な人たちが集まることになります。そこでは、それまでに集めた情報を開示したり、子供の現在の状況を説明したり、専門的な立場からの意見を述べたりする必要があるため、因果関係を明らかにしながら論理的に説明する力が求められます。
スクールカウンセラーには、カウンセリング、コンサルテーションなど多種多様な業務内容があります。状況に応じてアセスメント、ストレスチェック等のカウンセリングの技法を用いて諸問題を解決していくことになるので、専門的な知識は必須となります。カウンセリング中には、目の泳ぎ方や手足の仕草、体のちょっとした動きなどにも、子供の潜在的な心が表れる瞬間があります。専門的な知識を有するスクールカウンセラーだからこそ気づけるサインを見逃さないようにしましょう。
悩みや不安を打ち明けてもらうためには、いつも誠実に相手と向き合う気持ちが大切です。そのためには、人の役に立ちたいという気持ちを持っていたり、責任感が強かったりすることが、スクールカウンセラーにとっての大切な心構えです。さらに、包容力があったり、人柄の良さが表れていたりすると、相手は悩みを打ち明けてくれやすくなります。人柄の良さを相手に伝えるためには、いつも素直であることや自分も相手に自己開示をすることなどを心がけてみてください。
スクールカウンセラーの仕事は、すぐに解決できない問題ばかりです。もしかしたら、ずっと解決しない問題もあるかもしれません。例えば、不登校問題などは、カウンセリングをしたからといって子供がすぐに学校に行ってくれるわけではありません。そのような問題に対しても、忍耐強く関わっていくことが大切です。たとえ問題自体が解決できなくても、寄り添って悩みや不安を聞いてくれる大人がいることは、その子にとって幸せなことではないでしょうか。
相談者は、子供の時もあれば保護者の時もあります。時によっては、教員から相談を受けることもあります。そんな立場も年齢も性別も、性格も育った環境も違う人々の問題を解決するためには、型にはまったやり方では不十分です。相手のバックボーンを理解した上で、幅広い視点から問題にアプローチすることで、一緒に解決方法を探っていくことが重要です。そのためには、広い視野とともに、鋭い洞察力も必要になってきます。
スクールカウンセラーにとって、積極的にコミュニケーションを取ることは大切です。ずっと相談室にいるだけでは、教員との信頼関係が築けないですし、子供たちの状況も把握できません。直接の業務ではないにしても、日頃から職員室に顔を出して学級の様子を聞いてみることで信頼関係が構築できます。また、授業中や休み時間に教室に足を運んで子供たちの人間関係を観察してみると、気づかなかった人間関係に気づくこともあります。
相手の悩みや不安を聞くことが仕事のため、共感力が強過ぎたり、感受性が豊か過ぎたりすると自分自身の心理的なストレスにもなります。あまりにもストレスを抱えてしまうと、まさに「医者の不養生」になってしまいます。スクールカウンセラーにとって、適度にストレスを解消する方法を持っていたり、仕事とプライベートを分けて考えたりできるのは望ましいことです。自分のストレス耐性をよく理解して、心のバランスを取れるように意識しましょう。