あなたは今大学教授の仕事に
興味がありますか?
この診断を受けると
あなたがどのぐらい大学教授に
向いているかわかります。
10問2分の質問に答えて
適性をチェックしましょう。
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あなたの適性度は57%で、大学教授の仕事に対して極端な向き不向きはないようですが、どちらかと言えば向いている寄りです。大学教授を目指したい場合は、診断結果の詳細を読み込んで自分に足りている部分と足りていない部分を理解するようにしましょう。大事なことは、仕事を通して「長所を活かせそうか」「短所を許容、克服できそうか」です。両方ともOKであれば是非目指してみてください。
ID | 資質 | 判定 |
---|---|---|
1. | 探求心がある | |
2. | 論文や本を読むことが好き | |
3. | 忍耐力がある | |
4. | 論理的思考力がある | |
5. | 英語、中国語など外国語が堪能 | |
6. | コミュニケーション力がある | |
7. | お金に余裕がある | |
8. | 新しいアイデアを考えられる | |
9. | 人に教えるのが得意 | |
10. | 新しい考えを受け入れられる |
大学教授になるためには、まず大学から大学院に入り、博士号を取得しなくてはいけません。博士号を取るためには大学院で最低でも修士2年、博士3年の計5年間の研究を行います。さらに博士号を取ってからも、大学教授になるまでに何十年も、教授になってからも研究者として研究を続けます。研究が好きではない、探求し続ける心がないとなかなか続けることはできません。
大学教授になる過程で、そして大学教授になってからも多くの研究を行います。そして研究のためには多くの論文や参考となる本を読みことで、自らの研究に良い刺激を与えたり、新たなアイデアの参考にしたり、もうすでに別の人が研究を行っていないかを調査することが出来ます。多くの論文や本を読むことが大学教授には必須です。
研究の際には思うような研究成果が出なかったり、実験が失敗してしまうことが数多くあります。そんな中でも大学教授の人たちは自らの研究をあきらめず、結果が出るような工夫やトライアンドエラーを繰り返して失敗の原因を探ります。さらに大学教授になるためには博士号を取得してからも助教授、講師、准教授を経てから務めることになるので、さらに数十年間の道のりがあります。このように何度もくじけずに研究し続ける忍耐力が必要です。
大学教授になるまでに、そしてなってからも自らの研究成果である論文を書き続けます。論文では自らの研究がなぜ必要なのか、なぜこのような方法で研究を行ったのか、そして結果からどのようなことが言えるのか、など行動原理や考察を書きます。これらを説明するためには論理的思考力が不可欠です。
研究は日本国内だけではなく世界中で行われています。特にアメリカや中国は日本よりも研究者が多く、最先端の研究が行われています。そのため参考となる論文が英語をはじめとする外国語で書かれていることも多々あります。昨今は翻訳機の性能も上がり、海外の研究者の論文を読むこともインターネットの発達によって容易になっています。しかし、実際に学会での研究発表を聞いたり、研究について議論するときにはやはり、英語や中国語などの外国語が理解出来たり、話すことが出来るとより自然なコミュニケーションを取ることが出来ます。
上の項ではコミュニケーションについて触れました。海外の研究者だけではなく、大学教授は自分の研究室にいる学生や民間の人ともコミュニケーションをとる必要があります。特に必要となってくるのが専門分野をわかりやすく説明する力、そして相手の求めている知識や力を理解する力になります。こういった力はコミュニケーション力を鍛え上げることで身につけることが出来ます。
最初の項では大学教授になるためには大学院に最低5年間通う必要があります。大学生から数えて合計9年間も大学に通うことになり、安いとは言い難い学費を払うことになります。加えて、大学院に入ってからは研究を行う必要があることから、長時間研究室にこもって研究を行うことも多いので、アルバイトを行う時間はほとんどありません。お金の心配をしながらでは、集中して研究に取り組むことが出来ません。
研究は未踏の分野に対して行われます。今まで誰も解決できなかった問題や、たどり着けなかった答えを探し続けることが大学教授の仕事です。そのため、今までにない研究手法が求められます。そしてその方法でも失敗することが多々あることから、1度ではなく何度も斬新なアイデアを思いつく必要があります。そのため、アイデアを思いつくための発想力が必要になります。
大学教授は大学で授業を行います。そうして学生に研究に必要な知識や考え方を身につけてもらい、自分の研究に興味を持ってもらったり、一緒に研究を行う仲間を作ります。また研究室に入ってからも多くの学生の研究に対してアドバイスを行うことも多々あります。人に教える力があると自分だけの研究ではなく、学生のアイデア力をも借りたり、自分の研究を引き継いでより高度な技術を生み出してくれる後継者を作ることになります。
学生に研究の手法を相談されたり、論文を読んで自分とは異なる考え方や結論に出会うことが多くあります。そのような場合でも、まずは否定せずに考えを理解するような姿勢が必要です。学生の知識不足や論理的思考力の不足なども考えられますが、そこから自分では気づくことが出来なかった新たな考えや手法が生まれる可能性もあります。大学教授は研究をし続けるものとして常に新しい考え方に目を向けて、活用する力が必要になります。