あなたは今警察事務の仕事に
興味がありますか?
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あなたがどのぐらい警察事務に
向いているかわかります。
10問2分の質問に答えて
適性をチェックしましょう。
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あなたの適性度は57%で、警察事務の仕事に対して極端な向き不向きはないようですが、どちらかと言えば向いている寄りです。警察事務を目指したい場合は、診断結果の詳細を読み込んで自分に足りている部分と足りていない部分を理解するようにしましょう。大事なことは、仕事を通して「長所を活かせそうか」「短所を許容、克服できそうか」です。両方ともOKであれば是非目指してみてください。
ID | 資質 | 判定 |
---|---|---|
1. | 人のために役立つ仕事がしたい | |
2. | 社会を良くしたい気持ちがある | |
3. | 幅広い仕事を経験したい | |
4. | 協調性がある | |
5. | コミュニケーション能力がある | |
6. | プレゼン力がある | |
7. | 行き届いた気配りができる | |
8. | 向上心がある | |
9. | 何事にも慎重 | |
10. | PCスキルがある |
警察事務は警察組織の基盤を支える役割を担っています。警察事務の存在が無ければ警察官の仕事も滞り、地域の人々の暮らしにも影響を及ぼしてしまいます。警察官とは職務の権限や範囲に違いはあれども、重要な仕事であることは間違いありません。ただ多くの業務をこなしても、事務という仕事はあまり人から注目されません。そのため損得を考えず何か人のために役立ちたい、縁の下の力持ちになりたい人に適した仕事と言えます。
警察事務は警察官だけではなく、社会全体のことも考えて仕事をしていかなければいけません。例えば予算の編成に携わる場合は、安心安全な社会を実現していくために何が必要かをじっくり考え、資料を提出する必要があります。また地域の人と触れ合う機会も多く、生の声が身近に感じられます。社会を良くしたい気持ちが強い人なら、地域住民から出てきた要望にも真摯に向き合い、人々が安心安全に暮らせるよう常に考えながら仕事にも取り組めます。
事務と名前がつきますが、警察事務の仕事は多種多様です。具体的には問合せの窓口対応や備品管理、本部での予算・情報管理、犯罪統計資料の設計、企画や広報といった仕事などがあります。採用後の配属先は本人の適正や能力を考慮して決められますが、その後は希望する部署を申告することが可能です。もちろん希望通りに全てが叶う訳ではありませんが、色々な仕事にチャレンジしていきたい人にとっては理想的な仕事と感じるかもしれません。
どの仕事の担当になっても、自分一人では成し遂げられません。同期や先輩、後輩、上司など周りの職員と協力し合いながら、仕事を進めていくことになります。もし意見が食い違う時はただ反論するのではなく、相手の考えも理解しようと努力し、互いの意見をすり合わせていくことが大切です。そのため協調性も警察事務には必要な資質となります。
警察事務の仕事は一人で行うのではなく、周りの職員と連携しながら進めていきます。上司や他部署の警察事務員と話をする機会もあり、円滑なコミュニケーション能力が求められます。また窓口担当になれば、職場関係ではない一般の人と会話をする機会も出てきます。気さくに話せる職員は安心感を与えることができ、頼られる存在となるかもしれません。
企画や広報にしても、予算の編成に携わるにしても、プレゼン力が求められます。せっかく良い案が浮かんでも、相手が納得できるよう言葉で伝えていかなければ、全てが水の泡になってしまいます。構成力と表現力、説得力がプレゼン力を構成する3つの要素で、全てを兼ね揃えている人は相手が欲している情報を的確に伝えられます。何度か経験すれば少しずつ力はついていきますが、元々プレゼン力のある人なら早い時期から活躍の場が広がるかもしれません。
例えば備品の管理を任された場合、職員の手を煩わさないためにも、しっかり在庫数を把握しておき、余裕を持って調達しておくようにします。常に周りに目を配り、人の仕事にも興味を持っていれば、タイミングを逃すこともありません。裏方として地味な仕事ではありますが、行き届いた気配りのお陰で、周りの職員はスムーズに作業が出来るようになり、現場で重宝される存在となります。
働きながら資格取得を目指せば、スキルアップが望めます。また資格取得だけではなく、自分自身で仕事を改良していく努力も必要です。特に問題ないから現状維持で良いと決め込んでしまうと、それ以上伸びる事はありません。現状に満足せず、向上心を持って色々とチャレンジしていく人は任される仕事の幅も広がり、より警察事務の仕事にやりがいを感じられるようになるかもしれません。
予算執行や施設の維持管理、職員の旅費や給与計算といった会計業務も警察事務の重要な仕事です。公金を扱っているため、小さな計算ミスも許されません。お金に関わる仕事は特に慎重さが求められるのです。一度作成した資料も、間違いがないか何度も確認するぐらい注意深く仕事が出来る人は、ミスが発生するリスクも減らせます。
絶対に必要という訳ではないものの、PCスキルがあると仕事もスピードアップできます。そして無駄な作業が無くなった分、他の仕事に取り掛かることができます。作業を効率化させるという意味でも、持っていて損をするようなスキルではありません。パソコンについてあまり詳しくない職員のサポートもでき、同僚から頼られる存在になり得ます。
警察事務とは警察運営に関わる事務作業を担う職業です。
警察官がスムーズに仕事が出来るように、裏で支える存在でもあります。
配属される部署によって仕事内容は異なり、会計課に所属した場合は予算の編成や決算、監査や会計に関わる事務作業を行います。
厚生課に所属していれば警察官たちの福利厚生や職員のための住宅の管理を任されることがほとんどです。
交通課に所属すれば運転免許証の更新や住所変更の事務手続き、車庫証明など窓口業務を担当します。
その他にも総務課や情報管理課、鑑識課や施設課などに配属されて、与えられた業務をこなします。
警察事務として働くためには、「警察事務職員採用試験」に合格することが条件となります。
各都道府県が実施している試験で、一次試験と二次試験に合格することで警察事務職員として働ける仕組みです。
試験は2種類あり、一つは大学卒業程度の学力の持ち主を対象にしたもの、もう一つは高校卒業程度の学力を持っている人に向けた試験です。
大学卒業程度の学力の持ち主を対象とした一次試験では教養テストや専門試験、論文がテスト内容になります。
高校卒業程度の学力の持ち主を対象にした試験の一次試験では教養テストと作文のテストのみを行います。
どちらの試験も二次試験では個別面接と身体検査、適性検査が行われ、これに合格すると晴れて警察事務職員となれるのです。
さらに試験に合格後は警察学校に1ヶ月間入学し、卒業すると現場で働く流れになります。
複数の調査から警察事務の年収の平均は290万円から380万円程度です。
仕事を始めて1年目の年収は290万円から320万円前後です。
年齢を重ねて経験を積み、重要なポジションである副主査や係長クラスになると年収はアップします。
その場合は最高で540万円以上の年収となることも珍しくありません。
警察事務の給料は、基本給にプラスして地域手当というものが支給される決まりになっています。
地域手当は事務員が暮らす地域によって生じる生活費などの違いを調整するために支給されることとなっているのです。
地域手当以外にも住居手当や扶養手当、宿日直手当などが支払われます。
また、大学院を卒業している、民間の企業で経験を積んでいるなど優秀な人材だと判断されたら、基本給が増額するケースもあります。
警察事務として働いている人は警察本部か警察署に勤務しています。
警察本部では会計課や総務課、鑑識課や情報管理課などに配置されます。
本人の適性に合わせて配属先が決定されるシステムです。
警察署でも同様に本人の適性に合わせて配属される部署が決定し、その部署で業務にあたります。
主な配属先として警務課や会計課、生活安全課や刑事課などがあります。
配属先によっては交代制での勤務や深夜勤務などをするケースもあるのです。
異動のスパンは2年から3年で、その地域の他の警察署や警察本部への異動となります。
勤務地へ1時間以内で通える範囲内に住むことなどの制限もありますが、配置先の希望申告に基づく配慮があるなど、近年では職員の負担をなるべく減らす努力もなされています。