あなたは今弁理士の仕事に
興味がありますか?
この診断を受けると
あなたがどのぐらい弁理士に
向いているかわかります。
10問2分の質問に答えて
適性をチェックしましょう。
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あなたの適性度は57%で、弁理士の仕事に対して極端な向き不向きはないようですが、どちらかと言えば向いている寄りです。弁理士を目指したい場合は、診断結果の詳細を読み込んで自分に足りている部分と足りていない部分を理解するようにしましょう。大事なことは、仕事を通して「長所を活かせそうか」「短所を許容、克服できそうか」です。両方ともOKであれば是非目指してみてください。
ID | 資質 | 判定 |
---|---|---|
1. | 柔軟な考えができる | |
2. | 人の話を聞くことができる | |
3. | 何事にも興味が持てる | |
4. | 新しい知識を学ぶ事が好き | |
5. | 自発的に提案できる | |
6. | 臨機応変に対応できる | |
7. | 論理的に考えることができる | |
8. | 情報の取捨選択が上手い | |
9. | 体力がある | |
10. | 素直な性格 |
弁理士は、色々な人と関わります。クライアントにも様々な人がいるでしょう。第一印象や先入観にとらわれることなく、相手の意見や考えを受け止め、自分と同じなのか、違うのか、違うのであればどのように違うのかを考えることができる人は、弁理士に向いています。また、叱責やアドバイスを受け止め、チャンスだと思える柔軟さも弁理士にとって重要です。
弁理士はクライアントや同業者の話をしっかりと聞くことが重要です。相手が何を言おうとしているのか、本当は何を伝えたいのかを聞き出し、理解することによって相手の本質を知ることができます。これによって、本当の問題を解決する方法を探すことができるため、弁理士になるには人の話を聞くことができる能力や、話を聞き出すことができる能力が重要になります。
弁理士という仕事は、多くのことを学ぶ必要があります。技術や法改正、多くの判例など知っておかなければならないことが多く、それらをいつでも頭の中から取り出して仕事に生かさなければなりません。これら以外にも、人とのコミュニケーションのとり方など、直接弁理士には関係のないことであっても仕事に生かせる知識はたくさんあります。これらのことに興味を持ち、いかに自分の物にすることができるかによって、弁理士としての仕事を広げることができるでしょう。
弁理士は学ぶことが多い上、常に新しい情報を仕入れておく必要があります。また、メインとして扱う知的財産法は、社会の変化と共に改正が行われる法律であるため、頻繁に内容が変わります。ニュースや勉強会などに積極的に参加し、新しい情報や知識を知っておくことは弁理士として働くうえで重要です。
弁理士として仕事をしていると、クライアントの指す方向性が好ましくない結果をもたらす可能性がある、といったケースにあたることも珍しくありません。このような場合、弁理士はクライアントにとって最適な結果になるように、自らの考えや方針を提案する必要があります。そのため、人に自分の考えを伝えることができる能力や、人を説得することができる能力は弁理士にとって重要な要素の一つです。
弁理士は一人で仕事をすることも多いため、一人でこつこつと作業をすることが苦にならない人が向いているでしょう。しかし、時には同業者と仕事をすることもあるため、チームプレイになることもあります。一人で作業をすることは得意だけれどもチームプレイは苦手という人、逆にチームプレイは得意だけれど一人での作業が苦手という人でも、仕事として割り切り、そこでできるベストを尽くすことが重要です。チームプレイであっても、一人であっても、臨機応変に仕事をこなすことのできる人が、弁理士に向いていると言えるでしょう。
弁理士は、クライアントへの説明や書類作成などで、論理的に内容を構築してわかりやすくする必要があります。難しい内容であっても、論理的かつわかりやすくすることにより、クライアントの理解が得やすくなりますし、審査をする側にとっても、内容がしっかりしている書類であれば、知的財産権の取得までスムーズに進めることができます。そのため、論理的に物事を考えることができる人は弁理士に向いていると言えるでしょう。
弁理士は多くの情報に触れる機会が多く、吸収するべき情報も多くあります。しかし、情報を全て吸収することは無理ですし、合理的ではありません。時には情報を精査し、重要度の低い情報を捨てる必要も出てくるでしょう。そのため、情報の大元を調べることができる調査力と、自分の抱えている事案に対しどのような情報が必要なのかを的確に知ることができる能力が弁理士には必要です。
弁理士は一人で仕事をこなすことも多く、シーズンになると、依頼が増えて通常業務ではこなせなくなってしまうことも少なくありません。それでも期日までに仕上げる必要があるので、体力があるということは重要です。弁理士になりたいのであれば勉強も大事ですが、運動や筋トレなどを行い、日頃から体力をつけておくことも大事です。
弁理士にとって言葉は重要な武器の一つであり、諸刃の剣でもあります。言い間違いや、勘違い、自分とクライアントの認識間違いなどは、後に問題になってしまうようなリスクがあります。わからないことや、疑問点などがあればすぐに確認すること、誤りがあったときなどはすぐに謝罪するなど、素直さは弁理士として仕事をしていくうえで重要なスキルの一つです。
弁理士とは、特許権や商標権、意匠権、実用新案といった知的財産に関するスペシャリストです。
知的活動から生み出されたアイデアや技術、創作物など財産化するために、また第三者に奪われないように権利化するためのサポートを行います。
特許庁への出願手続きや登録申請が主な業務ですが、ただ依頼者から受け取った資料を提出すれば良いというものではありません。
発明の特徴をわかりやすく伝えるために膨大な量の書類や図面を作成しなければならず、それには高度な知識も必要となります。
また知的財産権取得についての相談や自社の製品を模倣された時の対策、さらには産業財産権の紛争解決まで、顧客それぞれのニーズに合わせた出願以外の仕事も行っています。
弁理士になるには、まず国家試験である弁理士試験に合格しなければいけません。
受験資格に制限はないものの、合格率は10%に満たないほど非常に難易度の高い試験で、何度も再チャレンジする人が多いです。
弁理士試験に合格すると、弁理士に求められる最低限の知識を持っていると認められるのですが、この段階ではまだ弁理士になることは出来ません。
実務上の知識やスキルを習得するために、毎年1回行われる実務研修を受けなければならないのです。
研修を経て、修了証書を貰った後に日本弁理士会に登録申請をし、審査に通過すると、ようやく弁理士として活躍できるようになるのです。
弁理士の年収は700~760万円あたりです。
令和3年分の「民間給与実態統計調査」において、給与所得者の平均年収は443万円という数字が出ているため、弁理士はかなり高水準の給与と言えます。
ちなみに年齢別の平均年収をみると、20代は350~500万円、30代では500~650万円、40代には650~800万円となっています。
勤続年数が長いほど実績を積んでいる事になるため、年齢が高くなれば年収も上がっていく訳ですが、勤務先や個人のスキルによっても年収に差が生じます。
例えば業績が好調な事務所に就職すると、数年の勤務で年収が1,000万円を超えることも夢ではありません。
弁理士の就職先と言えば、特許事務所が一般的です。
最初は見習いとして入り、弁理士として必要な知識やスキルを磨いていきます。
地道にコツコツと仕事をこなし、クライアントからの信頼を得ていくことが独立への一歩となります。
また企業の知的財産部門で働くという方法もあります。
企業内弁理士は、社内の知的財産権に関する様々な職務を幅広く経験することができ、定年後は嘱託として働き続ける人も多いです。
そして特許事務所なり企業の知的財産部で、ある程度の実績や経験を積むと独立の道もみえてきます。
独立開業すると、特許に関わる業務のみならず、セミナー講師や本の執筆など仕事の幅も広げられます。