あなたは今救急救命士の仕事に
興味がありますか?
この診断を受けると
あなたがどのぐらい救急救命士に
向いているかわかります。
10問2分の質問に答えて
適性をチェックしましょう。
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あなたの適性度は57%で、救急救命士の仕事に対して極端な向き不向きはないようですが、どちらかと言えば向いている寄りです。救急救命士を目指したい場合は、診断結果の詳細を読み込んで自分に足りている部分と足りていない部分を理解するようにしましょう。大事なことは、仕事を通して「長所を活かせそうか」「短所を許容、克服できそうか」です。両方ともOKであれば是非目指してみてください。
ID | 資質 | 判定 |
---|---|---|
1. | 冷静な判断能力が備わっている | |
2. | 様々な医療知識がある | |
3. | 体力がある | |
4. | 体調管理が得意 | |
5. | 継続力がある | |
6. | 人を助けたい気持ちが強い | |
7. | 精神力が強い | |
8. | 気持ちの切り替えができる | |
9. | 客観的な思考ができる | |
10. | コミュニケーション能力がある |
救命救急士が治療にあたる患者は心肺停止状態に陥っているケースも珍しくありません。心肺停止状態ではなくても重症状態の患者を処置することが多いでしょう。一刻を争うような状況の中で適切な処置や正しい行動を求められるので、救命救急士には冷静な判断能力が備わっている必要があります。救命救急士に冷静な判断能力が備わっていれば、多くの命を救える可能性が高まります。救命救急士が治療を行うには医師の指示と家族の同意が必要になります。家族の人に冷静な判断を促すためにも救命救急士が冷静な判断能力を持っていることが重要になります。
救命救急士は医師の指示に従って治療行為を行うことになりますが、現場でどんな治療行為を行うかは患者の様態やその場の状況によって異なります。そのため幅広い医療知識を持っている人が救命救急士に向いていると言えます。医療行為だけでなく医療機器に関する知識も必要になるでしょう。医療機器を取り扱う人の技術力によって人命の救える確率は変わってくるので、救命救急士を目指している人は医療機器を使用する技術を高めておくことが大切です。
救命救急士の仕事は24時間の交代制を採用しているケースが多いでしょう。「24時間働いたら翌日は休み」というサイクルで働くことになるので、生活リズムが不規則になりやすく体力を消耗しやすい職業です。長時間労働で体力を消耗するだけでなく危険な現場に訪れることでも体力を消耗する可能性が高いと言えます。このような過酷な労働環境でも倒れないような体力作りを行っている人が救命救急士に向いているでしょう。
先述した体力作りと共に重要なものとして挙げられるのが体調管理です。救命救急士は生活リズムが崩れやすいので、体調も崩しやすいと言えます。体力作りを行っていても体調管理ができていないと現場で自分の能力を活かせないケースも増えてきます。いつ現場に呼ばれても自分の能力を最大限に活かせるように日頃から体調管理を徹底できる人が救命救急士に向いています。
救命救急士は現場での仕事だけが過酷だと思われやすいですが、実際は勉強やトレーニングといったものも過酷なメニューになっています。常にハードスケジュールの中で行動しているので疲労が溜まりやすいでしょう。疲労がピークに達してしまうと、勉強やトレーニングをサボりたくなる人も多いかもしれません。しかし、その日々の勉強とトレーニングが人の命を救うことに繋がります。そのため毎日の勉強やトレーニングを継続できる人が、救命救急士に向いていると言えます。
救命救急士には現場に居る患者の命が託されています。その重責から逃れたくて救命救急士を辞めてしまう人も珍しくありません。そのことを考えれば、「人を助けたい」という気持ちが強い人ほど救命救急士に向いていると言えるでしょう。「人を助けたい」という気持ちが強い人であれば、日頃の過酷な勉強やトレーニングにもついていける可能性が高いです。
救命救急士は、現場の重症患者を病院に搬送するまでの間に救命救急の最大限の処置を行うのが仕事ですが、自分が精一杯の医療行為を行っても命を救えないケースもあります。そうなれば目の前で人が亡くなってしまう場面に直面することもあるでしょう。そのときに精神的なダメージを負ってしまい、救命救急士を続けられない人もいます。そのような例も踏まえれば、精神力が強い人ほど救命救急士の仕事に向いていると考えられます。
「人を助けたい」という強い気持ちを持っているのは大切なことですが、その気持ちが強すぎて患者に感情移入しすぎてしまう人もいます。そうなると患者を救えなかったときに上手く気持ちを切り替えられないケースも出てきます。救命救急士は1人の命を救えなかったとしても、また次の現場で人を救う行動を取らなければなりません。落ち込みすぎずに気持ちの切り替えができる人が救命救急士に向いています。
現場によっては大量に傷病者がいる場合もあります。そのような場合には治療行為を行うための優先順位を決めることが求められます。主観的な思考が強すぎると患者の訴えを聞き入れすぎて、優先順位を間違えてしまうことも考えられます。そのような状況下でも正しい優先順位を決められることが重要であるため、救命救急士には客観的な思考能力が必要だと言えます。客観的な思考を持っている人が救命救急士になっていれば、患者の感情に左右されずに正しい行動を取れるでしょう。
救命救急士は医師や患者の家族と情報を共有する必要があります。場合によっては他の救命救急士に指示する場面も出てくるでしょう。そのような状況でスムーズな情報共有を行うためにもコミュニケーション能力は必須だと考えられます。そのためコミュニケーション能力に長けた人ほど、救命救急士に向いていると言えます。
救急救命士とは、事故・火災・病気など救急出動の要請を受けた場合、救急車に同乗し、被災者や患者を医療機関に運ぶ仕事です。
ただ運ぶだけではなく、緊急事態の場合には、医師の指示のもと医療行為を行うことができるなど、人の命に係わる重大な仕事です。
状況によっては、出動機会も多くなり搬送先医療機関の確保・手配も困難を極め、食事やトイレもままならないことも多いです。
しかし、人の命を左右する大事な仕事のため、やりがいも大きく、救急救命士の国家資格を取得するなど、プライドを持ってできる仕事でもあります。
また、出動のないときには、救急訓練や救急講習、救急車の整備をするなど、常に緊急時の備えも怠りません。
救急救命士になるには、救急救命士の国家資格が必要です。
高校を卒業して、「救急救命士養成校」に2年間通い、国家試験の受験資格を取得します。
その試験に合格して初めて救急救命士になることができます。
救急救命士の国家資格が誕生したのは「1991年(平成3年)」からです。
そのため、平成3年8月15日時点で、看護師免許を取得していた人や、「看護師養成所」に在籍していた人で看護師になった人は、手続きをおこなうことで救急救命士の国家試験を受けられます。
一方、消防官採用試験を先に受け、消防士として勤務をしながら、一定期間の実務経験を積み、救急救命士になるための努力をする人もいるようです。
激務の合間に採用試験のための勉強をするというハードワークを経て、やっと成し遂げられます。
地方公務員のため、給料は各地方自治体が定める地方公務員の給料表に基づくことが前提ですが、複数の調査から救急救命士の平均年収は400万円~550万円くらいです。
初任給は高卒で、16万円~20万円程度、大卒では20万円~23万円前後となります。
救急救命士は、公安職俸給表が適用されるとともに、生命にかかわる危険を伴う仕事ですので、他の一般公務員と比べると若干高く設定されています。
救急救命士は、昼夜なく交代制での勤務の為、夜間や早朝の勤務については、基本給にプラス超過勤務や夜勤手当が支給されます。
また、通勤や扶養・住宅等の手当てがあり、その他にも、期末手当や勤勉手当などもあるため、仕事をする程に給料もアップしていきます。
一般的に消防官採用試験を受け、消防署に勤務する方が多数です。
消防署内で「救急救命士枠」を設けて採用している自治体もあります。
その他、民間の病院で採用しているケースもあり、病院での救急救命や、医師のサポートなども行います。
介護タクシー会社、介護施設、テーマパーク会社などでも求人を行う場合もあるようです。
全国的にも需要が高く重要な仕事のため、将来的にも救急救命士の重要性は高まっていくでしょう。
転職をおこなう場合は、消防署から医療機関へ、医療機関から消防署へと転職するケースも多いです。
どちらも国家資格取得や採用試験を受ける必要があります。