あなたは今地方公務員の仕事に
興味がありますか?
この診断を受けると
あなたがどのぐらい地方公務員に
向いているかわかります。
10問2分の質問に答えて
適性をチェックしましょう。
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あなたの適性度は57%で、地方公務員の仕事に対して極端な向き不向きはないようですが、どちらかと言えば向いている寄りです。地方公務員を目指したい場合は、診断結果の詳細を読み込んで自分に足りている部分と足りていない部分を理解するようにしましょう。大事なことは、仕事を通して「長所を活かせそうか」「短所を許容、克服できそうか」です。両方ともOKであれば是非目指してみてください。
ID | 資質 | 判定 |
---|---|---|
1. | 社会に役立ちたい | |
2. | 地域社会が好き | |
3. | 地道な作業が好き | |
4. | 正義感にあふれている | |
5. | コミュニケーション能力がある | |
6. | 周囲に合わせられる | |
7. | 安定志向 | |
8. | ワークライフバランスを重視する | |
9. | どんな仕事にも前向き | |
10. | 少々のことでは動じない |
ライフラインの安定や治安、消防、教育、税務など生活全般で住民の生活に密着し、住む人が暮らしやすい環境を維持していくのが地方公務員の仕事です。「全体の奉仕者」と法律で定義されているように、社会生活の基盤をなす行政サービスの運営者としてすべての住民が「顧客」となるわけです。そのため、気持ちの根底に「社会の役に立ちたい」という思いがあってこそ、地方公務員として仕事を続けていくことができるのです。
日本全体が少子高齢化に向けて歩みを進めていく中で、地方にもその地域ならではの独自の課題が生じています。エリアによっては極端な高齢化によって財政も悪化し、産業の空洞化による働き手不足や、後継者が途絶えてしまうことで廃業を余儀なくされる商店街などの問題を抱えているところも少なくありません。このような問題の解決をはかりながら地域住民の暮らしを守っていくためには、その地域が好きだという強い地元愛が必要です。地域が好きという気持ちは地方公務員に求められる大切な資質の一つです。
地方公務員が奉仕する対象はすべての地域住民になります。送付物なども住民の数だけ用意する必要があり、人数分の封筒に間違いなく送付物を封入して送るといった地道な作業を行うケースも少なくありません。単調な作業の繰り返しはいわばルーチンワークとして業務の一環に組み込まれているのが実情で、むしろこのような地道な繰り返し作業が好きだというメンタリティが地方公務員には必要になってきます。
警察官や消防官も地方公務員に分類されます。警察官の仕事の柱は地域の治安を守ることであり、定期的なパトロールなどを行いながら、その職責を果たしています。また、消防官は火災の消火や予防が業務の柱となり、防災指導や設備の定期点検などを行うなかで住民の安全と安心を守っています。警察官も消防官も、犯罪や火災によって住民の生活が脅かされることを許さないという強い正義感が仕事の原動力です。警察官や消防官といった地方公務員にはこの正義感が不可欠の資質です。
地方公務員の仕事には複雑な行政の決まり事を、住民にわかりやすく伝えるという役割があります。窓口業務では、制度の変更や申請方法に関して疑問を抱いたり、解決方法を教えてもらいたくて来庁したりする多くの住民に、わかりやすく内容を説明することが必要になります。すべての来庁者が納得できるようにするには、一人ひとりについてどの点が不明なのかを察したうえで、腑に落ちるように解決方法を示す必要がありますが、これには高いコミュニケーション能力が必要になります。難しいことをわかりやすく伝えるためには、このように相手を理解するためのコミュニケーション能力が不可欠だといえます。
地方公務員は、住民に対して均等に行政サービスを提供することが業務の基本となりますので、個人プレーで進める業務はほとんどなく、どの作業も役割を分担しながらチームプレーで行うことが多くなります。そのため、作業量や作業方法については周囲とあわせながら、足りない部分を補ったり補ってもらったりしながら業務の最適化をはかっていきます。そのため、どの業務についても周囲とあわせられることが求められる資質の一つとなってきます。
地方公務員には業務の悪化に伴う倒産などはありません。一度その職に就けば、不祥事でも引き起こさない限り大抵は定年まで安定して勤務することができます。業績不振による賃金カットなどのリスクもなくボーナスも保障されていることから、安定志向の人は地方公務員に向いているといえるでしょう。
地方公務員の勤務時間は、午前8時から午後5時までが基本で、部署や時期にもよりますがほとんど残業はありません。休日は土日祝日、有休も問題なく取得できるので、仕事とプライベートの線引きがはっきりしています。ワークライフバランスを重視する人にとっては働きやすい環境であるといえるでしょう。
地方公務員は、大抵の場合は勤務のローテーションがあり、約3年で担当部署が変わるのが一般的です。3年の間に培ったスキルはいったん途切れ、人間関係の構築も含めてまた新たに一から取り組むという繰り返しが勤務パターンとなっています。新たな勤務先の業務内容が必ずしも自分の得意分野ではない場合もあり、せっかく積み上げたキャリアも手放さなくてはなりませんが、どんな仕事を与えられても前向きに捉えられるのであれば、地方公務員として充実した生活を送ることができるでしょう。
地方公務員ともなると、業務サービスを行う対象はすべての住民になるわけですが、中には理不尽な依頼や要求を行ってきたり、延々と苦情を言い続けてきたりする人が多少なりとは存在します。どのように対処するのかはあらかじめ決められているケースも多く、心配し過ぎる必要はありませんが、実際その場面に直面すると少なからず動揺してしまうものです。その積み重ねでストレス過多とならないよう、これも仕事と割り切って少々のことでは動じない図太さが必要になります。