あなたは今労働基準監督官の仕事に
興味がありますか?
この診断を受けると
あなたがどのぐらい労働基準監督官に
向いているかわかります。
10問2分の質問に答えて
適性をチェックしましょう。
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あなたの適性度は57%で、労働基準監督官の仕事に対して極端な向き不向きはないようですが、どちらかと言えば向いている寄りです。労働基準監督官を目指したい場合は、診断結果の詳細を読み込んで自分に足りている部分と足りていない部分を理解するようにしましょう。大事なことは、仕事を通して「長所を活かせそうか」「短所を許容、克服できそうか」です。両方ともOKであれば是非目指してみてください。
ID | 資質 | 判定 |
---|---|---|
1. | 困った人を見捨てておけない | |
2. | 勉強が好きで幅広い知識がある | |
3. | 地道な作業をやり抜ける | |
4. | 客観的な視点と公正な判断力がある | |
5. | 情に流されず人を冷静に判断する | |
6. | フットワークが軽く行動力がある | |
7. | 法律が好きで興味がある | |
8. | 人とのコミュニケーションが得意 | |
9. | ハードワークをこなす体力がある | |
10. | メンタルが強い |
企業に法律を順守させるのが労働基準監督官の仕事で、その目的は労働者の権利を守ることです。労働者は雇われているという関係上どうしても弱い立場になりがちで、企業の横暴や不正に苦しんでいるケースも少なくありません。そうした人たちを助けたいという強い思いを持ち、企業の不正を正していくのが労働基準監督官の役目です。悪質な場合は経営者を逮捕する権限も持っているので、常に正しい正義感から行動することが求められます。
労働基準監督官は様々な業種の企業と関わっていきます。そのため、労働関係の法律に通じているだけではなく、自分が担当する地域に多い業種に関連する法律や、その業界の動向、経済状況などについても知っておくことが必要です。企業で労務・労働上の問題が起こる場合、そこにはどんな背景があるのかを理解するためにも、幅広い知識は必要不可欠といえます。よって、そうしたことを学ぶのが苦ではないというのも労働基準監督官にとって大切な資質です。
労働問題は企業の内部に隠されていて外部からはわかりにくいことが多く、全貌を知るためには立ち入り調査や従業員からの聞き取り調査などを丁寧に行って、十分な証拠を揃えていく必要があります。これは非常に地道で根気のいる作業です。企業ぐるみで隠蔽していることもあるので、鋭い洞察力を持って見抜くことも必要です。こうした様々な困難に負けず、最後までやり通す粘り強さを持つ人は労働基準監督官に向いています。
弱い立場の労働者を守るため、といって労働者側ばかりに肩入れしては事実を見極めることはできません。労働基準監督官は中立な立場に立ち、企業側と労働者側の双方から話を聞いて、立ち入り検査の結果も含めて公正に判断することが大切です。人に対して先入観を持ったり、業種に対して偏見を持つなどというのはもってのほかです。あくまで客観的な視点で実態を把握し、適切な監督・指導をするのが労働基準監督官の仕事です。
労働違反があるのかどうか正しく判断する、これが労働基準監督官の任務です。そこに私情を挟んではなりません。例えばよく知っている友人が当事者であった場合、その人に肩入れしたくなるのが人情でしょう。しかしそれでは正しい事実は浮かんできません。調査と検査、そして証言などから総合的に判断して浮かび上がる事実が全てです。たとえ友人を罪に問うことになるとしても職務には常に忠実でいられる、そんな冷徹さも時には必要です。
これまで述べた通り、企業や工場などに実際に出向いて調査をしたり話を聞いたりするのが労働基準監督官の主な仕事です。公務員というとデスクワークのイメージが強いかもしれませんが、労働基準監督官の場合むしろ外回りが中心となります。これを大変と思うようでは労働基準監督官は務まりません。また、国家公務員なのでもちろん転勤もありますから、いち早く新しい環境に慣れる力も必要です。行動力と適応力が重要な職業といえるでしょう。
労働関連の法律に精通していることは労働基準監督官に絶対必要な条件です。この法律は度々改正されることがあるので、その都度アップデートが必要となります。一度勉強して覚えたら終わりではなく、常に新しい情報にアンテナを立てておかなくてはならないのです。従って、法律そのものに興味があり勉強が苦にならない人が労働基準監督官には向いています。もちろん単に丸暗記するのではなく、実際の場面できちんと活用できるような形で身に着けておくことが大切です。
労働基準監督官は経営者側と労働者側、双方の話をよく聞いて理解し、問題の把握に努めなければなりません。そのため、コミュニケーション能力も必要です。単に会話が得意というだけでなく、相手の嘘を見抜いたり本音を引き出したり、気後れしている人も話しやすい雰囲気を作るといった一段上の能力が求められます。
労働基準監督官はとにかく現場に出向くことの多い仕事です。いくつもの会社や工場を回って調査をし、人の話を聞き、管理・指導を行い、職場に戻れば事務作業や会議もあります。多数の案件を同時に抱えることもあって、かなりのハードワークといえます。こうした業務をこなすためには、十分な体力があることが必要です。
労働基準監督官が扱うのは主に労働問題です。そのため苦しんでいる労働者の話を聞いたり、事業主からは嫌われたりと精神的にきつい部分も少なくありません。労災補償業務では調査のために事故現場に出向かなくてはなりませんが、傷害・死亡事故や自殺などの起きた悲惨な現場を見たり、被害者やその家族・遺族と向き合うこともあります。こうしたことに耐えられる強いメンタルも労働基準監督官には必要です。