あなたは今ISO審査員の仕事に
興味がありますか?
この診断を受けると
あなたがどのぐらいISO審査員に
向いているかわかります。
10問2分の質問に答えて
適性をチェックしましょう。
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あなたの適性度は57%で、ISO審査員の仕事に対して極端な向き不向きはないようですが、どちらかと言えば向いている寄りです。ISO審査員を目指したい場合は、診断結果の詳細を読み込んで自分に足りている部分と足りていない部分を理解するようにしましょう。大事なことは、仕事を通して「長所を活かせそうか」「短所を許容、克服できそうか」です。両方ともOKであれば是非目指してみてください。
ID | 資質 | 判定 |
---|---|---|
1. | 情に流されず冷静に判断できる | |
2. | 注意力が高い | |
3. | 集中力がある | |
4. | マルチタスクが得意 | |
5. | コミュニケーション能力が高い | |
6. | 計画を立てて仕事をこなせる | |
7. | 努力を惜しまない | |
8. | 人の話を聞く力がある | |
9. | 移動が苦にならない | |
10. | 体力がある |
ISO認定マークがあれば、その企業の製品は国際基準を満たしているという意味を持ち、信頼にも繋がります。つまりISOの取得を願う企業にとって、審査は会社の未来を占う分岐点にもなります。しかし審査対象の企業がどれだけ熱望していても、ISO審査員は冷静に正しい審査を行わなければいけません。情に流されず、物事をしっかりと正確に判断できる人が審査員向きと言えます。
ISOの審査は細部にわたって品質検査を行います。ISOに基づいて定めた仕組みが規格と合致しているか、ISOの要求に沿った運用がされているかを厳しくチェックしていきます。あら捜しをする訳ではないですが、公平な審査を行うためにも、細かな情報の不一致まで見落としが無いよう気を配らなければいけません。そのため普段から注意力が高い人は、ISO審査員としての資質があります。
ISO審査にかかる日数は受審組織の規模や業態、製品、対象人数などによって異なり、1日で全てが終わるケースもあれば、数日かかるケースもあります。どれだけ審査が長引こうとも、手を抜く工程などありません。中だるみせず、自分のすべき任務に集中することが大事です。地味な作業でもコツコツ続けられる、元々集中力の高い人なら、ISO審査の仕事も無理なく続けられるかもしれません。
審査に関わる人数は企業の大きさによって違ってきます。もし2人以上で対応するならば、それぞれのスキルや得意不得意をすり合わせて作業を進めていくことが出来ます。ただ小さな組織を相手にする際は、審査員は一人ということも十分に考えられます。もし一人で審査をする場合は、全ての工程を効率よく進めていかなければならず、時には複数の作業を同時進行させていく必要があります。そのような背景から、色々な業務が重なっても上手く切り替えてこなせる力は、ISO審査に非常に役立つ能力と言えます。
複数人でISO審査をする場合、トップインタビューに関しては全審査員参加が一般的です。ただ現場部署に出向いての審査は役割分担をし、後でお互いの情報を共有し合います。それぞれが正しい情報を認識していくためにも、コミュニケーション能力は不可欠となります。また会話をするのは同じ立場の人間だけではありません。受審組織と話す機会も多くありますが、いかに相手から聞きたい事を引き出せるかは、審査員のコミュニケーションスキルにかかっていると言っても過言ではありません。
ISO審査は少なくとも1~2日を要します。大掛かりな審査となるため、審査を受ける側にとっては業務に支障をきたすかもしれません。もちろん丁寧に、見落としが無いようチェックしていくことは大事ですが、当初の予定より大幅に時間をオーバーしては相手方にも迷惑をかけます。どううれば効率よく作業を進めていけるのか、最初にしっかり計画を立てて実行していけるタイプは安心感があり、周りからも頼られる存在となるかもしれません。
ISO審査員になるにはまず研修を受講し、資格の取得が必要になります。そしてトレーニングを積んだ後に、晴れて審査員として一歩を踏み出せます。ただし無事に審査員になれたからと満足していては、成長も見込めません。審査の進め方やコミュニケーションの取り方などは日々勉強で、努力すればするほど知識やスキルも備わっていきます。つまり好奇心旺盛で努力を惜しまない人は、ISO審査員として成功できる可能性が高くなります。
日によって審査する業界や組織は異なり、大企業の審査を行う事もあれば、保育園の審査をする時もあります。それぞれ考え方も異なるので、同じように作業を進めても一辺倒ではいきません。そのため、相手の話をじっくり聞く姿勢も大切です。会話を通じてどんな悩みを抱えているのかをさりげなくキャッチし、また悩みに対してどう対応すべきかを一緒に考えられる人は、信頼度の高い審査員になり得ます。
ISO審査員が仕事をする場所は、主に審査先となります。1企業1拠点が多いものの、場合によっては営業所や支店も回ることがあり、全国各地に工場や事務所がある企業を審査する時は、日帰りではなく宿泊の可能性も出てきます。移動は苦にならない、色々な地域を飛び回って仕事をしたい人には理想的な職業かもしれません。
基本的に移動が多く、一つの場所にゆっくり留まって行う仕事ではありません。また作業自体は重労働ではないものの、集中力を維持して審査していかなければいけないため、それなりに体力は消耗します。仕事が立て込んでいる時は、移動と審査作業を流れ作業のように繰り返していくため、十分な体力も必要となります。