あなたは今通訳の仕事に
興味がありますか?
この診断を受けると
あなたがどのぐらい通訳に
向いているかわかります。
10問2分の質問に答えて
適性をチェックしましょう。
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あなたの適性度は57%で、通訳の仕事に対して極端な向き不向きはないようですが、どちらかと言えば向いている寄りです。通訳を目指したい場合は、診断結果の詳細を読み込んで自分に足りている部分と足りていない部分を理解するようにしましょう。大事なことは、仕事を通して「長所を活かせそうか」「短所を許容、克服できそうか」です。両方ともOKであれば是非目指してみてください。
ID | 資質 | 判定 |
---|---|---|
1. | 語学に興味がある | |
2. | コミュニケーション力がある | |
3. | 異文化に理解がある | |
4. | 勉強熱心 | |
5. | 集中力がある | |
6. | 記憶力、要約力が高い | |
7. | 臨機応変に対応できる | |
8. | 失敗を引きずらない | |
9. | 向上心がある | |
10. | 明るくハキハキと話せる |
通訳に欠かせないのが語学力です。通訳を仕事にできるほど、語学を操るには相当な努力が必要です。旅行で会話ができるレベルではなく、ネイティブスピーカーとのコミュニケーションが難なくでき、言葉のニュアンスを正しく読み取れるレベルまで習得しなくてはなりません。語学に対する強い興味や勉強を続けられる熱意が必要です。
人との会話を楽しむことができて、コミュニケーション力のある人は通訳に向いています。通訳は人と人とのコミュニケーションを円滑にまわす役割が求められます。相手の言いたいことを素早く把握して、わかりやすく伝えるというコミュニケーション力が必須のスキルとなります。また、ただ情報を伝えるだけでなく、発言者の立場や関係性を考慮して言葉を選ぶ必要があります。このような、場の空気を読んで言葉を選ぶという、気配りを含めたコミュニケーション力が必要です。
通訳がつなぐ人と人との間には、異文化という壁があります。例えば、人を手招きするジェスチャーは日本では手のひらを下に向けますが、欧米では手のひらを上に向けます。ちょっとしたジェスチャーひとつとっても、国によって違いがあります。異文化間の違いやマナー、タブーなどを通訳が理解していないと、失礼なことをしてしまう可能性もあります。通訳があらゆる文化を理解した上で礼儀正しく伝えることで、異文化間の橋渡しの役割をこなすことができるのです。
通訳には語学の勉強が必要不可欠なほか、内容によっては専門用語を身に付けなければなりません。旅行、医療、教育などさまざまな分野に対応するにはそれぞれの専門用語まで把握して正確に訳すことが必要です。単語をしっかりと聞き取れたとしても、その意味がわからなければ通訳することはできません。また、言語は日々、変化しています。あらゆる知識のアップデートを続けることが求められます。通訳として仕事をはじめたあとも、勉強し続けていかなければいけません。向上心をもって学び続けることに、苦痛を感じない人は通訳に向いています。
異なる言語を聞き取り続け、素早く正確に訳していくのはかなり神経をつかいます。仕事の間、集中し続けることが通訳に求められます。少しでも気を抜くと、話が先に進んでしまってどこをどう訳すのかわからなくなってしまいます。さらに通訳が必要な間は、トイレに行きたいからちょっと休憩というわけにはいきません。集中力を保って、最後まで神経をとがらせてやり遂げられることが必要です。
通訳をする際、何を話していたのか覚えていられないと訳せるものも訳せません。訳したとしても、長々と話してわかりやすくまとまっていなければ伝わりづらくなってしまいます。発言を記憶する力と、自分で内容を要約する力が必要です。自分に合った記憶法や効率のいいメモの取り方などを身に付けるのもいいでしょう。
必要な知識を考えうるかぎり習得したとしても、通訳の場では何が起こるかわかりません。突然、聞いたことのない単語が飛び出したり、すぐに訳すことが難しい言葉が使われたりするかもしれません。そんなときは、落ち着いた臨機応変な対応が求められます。わからないことがあっても、動揺せずに意味合いを変えずに伝えたり、誤解を招かない表現に変えたりして対応しなければなりません。その間も、焦ってアワアワしていては、通訳としての信頼もなくしてしまいます。
人間であれば、失敗を避けて通ることはできません。失敗できない通訳の仕事においても、まったく失敗を経験しないでいることは難しいでしょう。しかし、失敗をしたとしても話は進んでいきます。一度、失敗した時点でいちいち落ち込んでいてはその後の通訳に差し障ります。失敗をしても引きずらずに、気持ちを切り替えていくことが必要です。もちろん、仕事が終わって時間があれば反省をすることはいいことです。
通訳は日々、変化していく言語や新しく身に付ける知識を学び続ける必要があります。自分を律して、怠けずに学びを続けられる人は通訳に向いているといえます。勉強をしていても、もういいやと投げ出してしまう人では必要な知識が身に付きません。誰に言われずとも、やる気をもってしっかりと自分を向上させる意志をもっている人こそ通訳に向いています。
通訳において、言語や専門用語、文化の知識をもっていることのほかに重要なのが、言葉を伝える声です。明るくハキハキと話し、相手にしっかりと伝わる話し方をしなければなりません。知識があっても、小声でごにょごにょと話しては何も伝わりません。明るい話し方は印象もよく、信頼できる人だと思われることでしょう。