あなたは今国際公務員の仕事に
興味がありますか?
この診断を受けると
あなたがどのぐらい国際公務員に
向いているかわかります。
10問2分の質問に答えて
適性をチェックしましょう。
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あなたの適性度は57%で、国際公務員の仕事に対して極端な向き不向きはないようですが、どちらかと言えば向いている寄りです。国際公務員を目指したい場合は、診断結果の詳細を読み込んで自分に足りている部分と足りていない部分を理解するようにしましょう。大事なことは、仕事を通して「長所を活かせそうか」「短所を許容、克服できそうか」です。両方ともOKであれば是非目指してみてください。
ID | 資質 | 判定 |
---|---|---|
1. | 学び続ける姿勢がある | |
2. | 語学力がある | |
3. | コミュニケーション能力がある | |
4. | 世界平和や環境問題に関心が強い | |
5. | 協調性がある | |
6. | 気配りができる | |
7. | 海外生活が苦にならない | |
8. | 異文化を尊重できる | |
9. | 発展途上国の環境に適応できる | |
10. | 計画性がある |
国際公務員には専門職と一般職があります。専門職として働くには、修士号以上の学位が必要です。修士号は、大学院を卒業すると得られる資格です。国際機関で様々な国の人と働くので、語学ができることも必須になります。経済や法律、農業やITなど、それぞれの分野で高い専門性を求められるので専門分野について学び続けることが必要です。国際情勢や、派遣される国に関する知識も不可欠になります。一般職の場合は学歴が問われない場合や、大学を卒業した人が持つ学士号でも応募できるものがありますが語学力は必須です。 外務省は取り決めを結んでいる国際機関に、「アソシエート・エキスパート」として35歳以下の人を2年間の期限付きで派遣しています。「アソシエート・エキスパート」の応募資格も修士号を持っていることと、語学が堪能であることは変わりません。加えて、国際機関での2年以上の職務経験が問われます。
国際公務員としての公用語は、英語とフランス語です。英語に関してはTOEIC860点以上、国際連合公用語英語検定試験 特A級などの基準があるので、語学ができなければ国際公務員の試験に合格することができません。生きた英語を学ぶためには、留学経験がある方が望ましいでしょう。仕事によっては中国語やスペイン語、ロシア語など世界で広く使用されている言語が必要になることもあります。現地の人とのコミュニケーションのため、発展途上国など派遣先の国の言葉の理解が求められることもあります。
国際公務員は語学が堪能である必要があり、英語やフランス語で自分の意見を論理的に主張できなければ多くの国の人たちと国際機関で働くことはできません。しかし一方で、国際公務員は地域住民を主体とした解決を支援します。自分の意見を主張するのではなく自らは裏方に徹し、相手の話を聞き正確に理解して、中立な立場で少数派の意見も汲み取ることができなければ地域住民の信頼を得ることは難しいでしょう。
国際公務員の仕事は世界平和への貢献や貧困の撲滅、地球環境の保守など多岐にわたります。そのすべてにおいて、国際的な広い視野を持って当たらなければなりません。どんなに崇高な使命感があったとしても、日本の常識だけで取り組めば異国の人たちとの間で齟齬をきたし、独りよがりな理想になります。
先ほどから述べている通り、国際公務員は様々な国の多様なバックボーンを持つ人たちと連携しながら働きます。そのため日本で働くとき以上に、立場や考え方の違う人たちと協力して目標の達成に努めることになります。多くの現場で、自分の意見を持ちながらも相手の意見を尊重できる協調性が求められます。
日本人同士なら当たり前のことでも、海外の人は違和感を感じることがあります。逆に、日本人が奇異に感じる習慣を持つ人たちもいるでしょう。自身が戸惑うのと同じように、相手が困っていることもあります。周囲で誰かが困っていれば助け、助けてもらったら感謝の言葉を忘れないなどの気配りが大切です。
海外での生活は習慣やシステムなど日本とは異なることも多く、家族も親しい友人もいません。現地での生活にすぐに馴染めたり、孤独に耐えられたりする資質も必要です。
国際公務員として共に働く仲間や、支援を必要とする人たちは日本とは異なる文化で生きています。宗教も異なります。異文化を理解できていなければ、良かれと思ってやったことでも相手から反感を買うこともあり、本当の意味で国際理解ができているとは言えません。異文化を知るために相手に質問してみるのは親しくなるためにも良いことですが、文化によって答え方にも特徴があります。異文化を尊重することで、自分自身の知識や視野も広がります。
国際公務員の仕事には国際紛争の解決や貧困の撲滅などがあり、発展途上国への赴任もあり得ます。国際公務員になる資格として高い学歴が求められていることを考えれば、国際公務員の多くはある程度の豊かさを持つ家庭で育っていると推測され、発展途上国での生活との差異に驚くかもしれません。国際公務員には衛生状態や、治安の悪い国での生活に動じない適応力が求められます。
国際公務員として働くうえでは、日本とは仕事のやり方が異なる場面があるかもしれません。自分の仕事が終わらないと他の人の仕事にも影響を及ぼし、事業全体に遅れが出る可能性もあります。国際公務員にはどんな場合でも事前準備を怠らず、ゴールに向かって仕事を進めるための段取りを整えられる計画性が必要です。また国際公務員は任期が決められていることも多く、正規職員になれる保証はありません。任期が終わったあとは企業に就職したり、母国で再就職するケースも見られます。そのため、自身のキャリアプランを考えるという意味での計画性も不可欠です。