あなたは今猟師の仕事に
興味がありますか?
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あなたがどのぐらい猟師に
向いているかわかります。
10問2分の質問に答えて
適性をチェックしましょう。
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あなたの適性度は57%で、猟師の仕事に対して極端な向き不向きはないようですが、どちらかと言えば向いている寄りです。猟師を目指したい場合は、診断結果の詳細を読み込んで自分に足りている部分と足りていない部分を理解するようにしましょう。大事なことは、仕事を通して「長所を活かせそうか」「短所を許容、克服できそうか」です。両方ともOKであれば是非目指してみてください。
ID | 資質 | 判定 |
---|---|---|
1. | 体力や体の丈夫さに自信がある | |
2. | 寒さに強い | |
3. | 一人で問題を解決するのが得意 | |
4. | 自然への愛情が深い | |
5. | いつも冷静 | |
6. | 忍耐力がある | |
7. | 他者の意見も受け入れられる | |
8. | ルールを守れる | |
9. | 鳥獣から人を守りたい気持ちがある | |
10. | 想像力が豊か |
猟師は野山を歩き回って獲物を見つけ、捕獲します。そのため、体力に自信がなければできない職業です。獲物を追う場所は、平坦な地面ばかりではありません。傾斜のきつい斜面や、ぬかるみなど歩きにくい地面もあるでしょう。動きにくい環境でもものともせず獲物を探し追うためには、足腰の強さなども必要です。体力や体の丈夫さに自信のある人は、猟師の適性があるかもしれません。
狩猟のシーズンは秋が深まる11月中旬頃から2月頃まで。つまり、寒さが厳しい時期ということです。地域によっては、雪が降っている中を猟に出掛けるということもあり得ます。寒い環境が苦手で、冬は外に出たくない、などという人は、猟師として活動することはできないでしょう。反対に寒さに強く、気温が低い屋外でも活発に動き回れるという人は、猟師に向いているかもしれません。
猟師は基本的には1人で動きます。行政の要請を受けて猟をするときなど、イレギュラーな場面では複数人で動くこともありますが、通常はそれぞれ個人で活動します。そのため、猟をしているときにもし問題や課題が生じても、自分1人で適切な対応を考え実行しなければいけないのです。個人行動が得意で、自分1人で問題・課題の解決ができる人は、猟師に向いているでしょう。
猟師は自然を相手にする仕事です。動物や植物など、自然を愛する気持ちは欠かせません。ただし、愛するだけでなく、自然が厳しいものだということも理解している必要があります。例えば捕獲した獲物は食すとなれば、解体などをしなければいけません。動物を可愛がる気持ちだけでは、命を奪い食べることはできないでしょう。また、大きな獲物を狙うとなれば、危険を伴うこともあります。自然から糧を得ることに畏敬と感謝の気持ちを持ち、いつも自然の厳しさを忘れない、この意識がしっかりしていれば、猟師として活動していけるでしょう。
猟は感情的になっては成功しないものです。獲物を狙い通りに仕留められることもあるでしょう。ときには思い通りに仕留められないこともあり得ます。しかし、猟の成功・失敗でいちいち感情的になっていては、猟師としてはやっていけません。また、猟師は免許を取得することで、猟銃の所持が認められます。銃は使い方を誤れば他者に危害を加えるものにもなり得ます。銃器を扱う者として自覚を持ち、常に冷静でいられることは非常に重要です。
獲物はいつでも自分の前にタイミングよく現れるとは限りません。目当ての獲物が見つかるまで、山中を歩き回ったり、じっと待ったりしなければならないこともあるでしょう。つまり、猟師には忍耐力が不可欠。獲物がすぐ見つからないからといって、すぐに諦めてしまうようでは猟師としては活動できないでしょう。成功のため待つことができる忍耐強いタイプは、猟師の適性があります。
猟師は基本的に個人行動だと前述しましたが、ほかの猟師などと全く交流がないわけではありません。例えば各地域には、猟師を会員とする猟友会という団体があります。猟友会には猟師を始めたばかりの新人から、何十年も活動しているベテラン猟師までさまざまな人が集まっています。そのような団体つながりでほかの猟師に会い、アドバイスや意見などをもらうこともあり得ます。このとき、「口を出さないで欲しい」という態度だと、周囲から孤立してしまいます。猟師には、他者の意見を受け入れられる柔軟性も必要なのです。
猟師として活動するには、さまざまなルールを守る必要があります。例えば狩猟可能期間を守る、狩猟可能エリア以外で猟をしない、規定の猟具以外使用しない、捕獲可能数を守るなど、どれも狩猟を行う上で非常に大切なルールです。定められたルールをしっかり守れることは、猟師を行う上で絶対に必要な要素です。
狩猟を行う目的は人によって異なります。食べることを目的に猟を行う人もいます。趣味として猟を行う人も見られます。そして、鳥獣による害から、人の生活を守りたいという気持ちで猟師になる人も。田畑を鳥獣に荒らされたり、大型の獣に命を脅かされたり、鳥獣が人に害をなす場合もあり、そのような場面では猟師の力が必要になります。鳥獣から人を守るための仕事がしたい気持ちがある人は、猟師向きと言えます。
猟を成功させるためには、想像力も必要です。例えば獲物がどのようなルートを通りどのような場所に現れるか、目の前でどのような動きをするか、想像しなければ狙いをつけられません。猟は想像力を働かせて行動しなければいけないため、想像力が豊かな人も猟師として活躍できる可能性があります。
猟師は、山に入って野生の動物を狩る仕事です。
基本的には、狩ることが許可されている動物を、銃あるいは罠で仕留めて、その動物の肉を売却して生活する形になります。
狩猟期間は、法律で11月15日から翌年の2月15日までと決められているので、冬を中心に働くことになります。
また、農作物を荒らしたり、人に危害を加えたりする有害動物を駆除する猟師もいます。
有害動物の駆除は、警察や自治体の依頼に応じて、狩りを行う形です。
必ずしも有害動物駆除をしなければならないわけではありませんが、有害動物駆除の名目であれば、狩猟期間外でも狩りを行えます。
猟師として働くためには、狩猟免許が必要です。
狩猟免許には、罠と網に関するものがひとつずつ、銃を使用する狩りに関するものが2つの、全部で4種類あります。
猟師として行う狩りの種類に応じて、4種類の中から必要な免許を取得します。
いずれの種類も、試験に合格することで取得できます。
試験では、狩猟に関する法律や、狩猟許可が与えられている動物の見分け方について問われます。
出題される問題の傾向はある程度決まっているので、例題集などを使用して、あらかじめ勉強しておくと良いでしょう。
また、罠と網に関する免許は18歳以上、銃に関する免許は20歳以上で取得可能なので、早めに取得しておくのもひとつの手です。
複数の調査によると、猟師の年収は大体200万円から300万円が平均的です。
猟師の収入の大部分を占めるのは、狩った動物を肉として売った時に得られるお金です。
そのため、捕らえた動物の数に比例して、収入が増えていきます。
狩猟期間中に何度も山に入って狩りを行ったり、効率的に狩りができる罠を作ったりすれば、収入を大幅に増やせる可能性があります。
また、猟師の中には、動物を肉として売るだけでなく、残った皮や骨を売却して、利益を出している人もいます。
そして、有害動物を駆除した際の収入は、肉を売ったお金ではなく、自治体からの報奨金として得る形となります。
猟師として働く場合、フリーランスとして働くか、猟友会に所属するかのどちらかになります。
いずれの場合も、山に入って狩りを行うという、基本的な働き方は変わりません。
ただ、猟友会に所属していると、他の猟師との繋がりができ、チームでの狩りを行いやすくなります。
猟友会に所属している人が保有している山での狩猟もできるかもしれません。
また、有害動物を駆除する場合、駆除依頼は猟友会に出されることが多いです。
そして、猟友会のメンバーで構成される鳥獣被害対策実施隊が、駆除を行います。
そのため、狩猟期間外に、有害動物駆除の名目で働くのであれば、猟友会に所属する必要があります。