あなたは今漁師の仕事に
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10問2分の質問に答えて
適性をチェックしましょう。
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あなたの適性度は57%で、漁師の仕事に対して極端な向き不向きはないようですが、どちらかと言えば向いている寄りです。漁師を目指したい場合は、診断結果の詳細を読み込んで自分に足りている部分と足りていない部分を理解するようにしましょう。大事なことは、仕事を通して「長所を活かせそうか」「短所を許容、克服できそうか」です。両方ともOKであれば是非目指してみてください。
ID | 資質 | 判定 |
---|---|---|
1. | 船に酔いにくい | |
2. | 潮風で汚れても気にならない | |
3. | 体力があり眠気に強い | |
4. | 気象学に精通している | |
5. | 新しい知識を活用することが好き | |
6. | 海洋生物の生態に詳しい | |
7. | コミュニケーション能力が高い | |
8. | 孤独に強く寂しがり屋でない | |
9. | 漁業に関する法律の勉強が苦でない | |
10. | 物持ちが良くメンテナンスが好き |
漁師は仕事の性質上、船に長時間乗り続けるのが普通です。また、乗る船も小型なので小さな波でも揺れてしまう事実は否定できません。船酔いは誰にでも起こる一時的な体調不良ですが、酔いやすい人は漁師に不向きと言えるでしょう。荒波に揺られても船酔いにはならない程度の頑丈な体であることが求められます。
漁師は海に出て魚介類を捕獲するのが主な仕事です。仕事中は潮風に当たりますが、潮風には塩分など様々な不純物が混在しています。人体に触れることで不純物がこびり付き、かゆみなどの不快感に見舞われる可能性は否定できません。汗をかいた後のように結晶化した塩分が浮き出ることもあるので、わずかな汚れも気になる潔癖な人は海に出る仕事は適していないと言えます。潮風に当たって塩分が付着しても気にならない、おおらかな気質の人ほど漁師に向いているのは紛れもない事実です。
漁師の朝は早く、日の出前に出港することも珍しくありません。また、帰港が日没後になることもあるため、一日のほとんどを船の上で過ごす形になります。船に揺られながら行う漁は体への負担が大きく、疲労が溜まってしまうのも事実です。意図せずに夜更かしをしてしまうこともあるので、漁師の仕事は体力勝負と言えるでしょう。長時間の漁が毎日続くことも少なくないため、少々の疲れは気にならないほどの強い体であることが求められます。また、夜更かしを続けても眠気に負けない気力を持っていることも質の高い漁師の条件になります。
漁師は単に魚介類を獲るだけではなく、安全かつ効率的な漁を行う技能が求められます。同じ漁でもその日の気候で成果が大きく変わることも珍しくありません。風の向きや強さ、湿度の数値など気候の様々な変化を把握することで安全に漁を行うことができます。古くから優れた漁師は潮風の流れでその日の天気を予測できたと言われていますが、現在では科学的な知識に基づく予測を行うことが一流の漁師の条件と言えるでしょう。気象に関する勉強を怠らないことが質の高い漁を行うための心得になります。
様々な技術は日々、進歩しています。これは漁法も例外ではなく、現在の漁はソナーやGPSシステム、コンピューター制御された投網などのハイテク機器が必須と言っても過言ではありません。漁師と言えば荒波の中で一本釣りを行うイメージがあり、そのような漁法にこだわる漁師も存在します。しかし、漁獲量を安定させるには科学技術の結晶とも言えるハイテク機器の使用は避けられないのも事実です。新しい漁法を取り入れるのは古いやり方を変えることでもあるため、人によっては抵抗を感じてしまうのも事実と言えるでしょう。一方で新しい漁法への探求心を持ち続け、最新機器の導入を積極的に行う柔軟な考え方を持つことも大切です。
漁師は様々な魚介類を獲る仕事です。魚の生態に詳しくなければ群れの居所や繁殖地、旬などは把握できません。また、自分が獲る品種に限らず、様々な海洋生物の生態も熟知していることが優れた漁師の証と言えるでしょう。生態系が複雑な形で絡み合う海では多くの品種の生態を知ることが効率的に漁を行う必須条件です。品種や個体数、生息地などを確認し、気候の状況とも照らし合わせて総合的に判断する姿勢が求められます。
漁師が一人だけで漁を行うケースはさほど多くありません。漁船の大型化や漁獲量の増加などを理由に、現在では複数の乗員が一緒に漁を行うのが普通になっています。漁の仕事は過酷であり、場合によっては危険な状態になることも少なくありません。安全に漁を行うには乗員同士の綿密なコミュニケーションが不可欠です。目上の相手でも言うべきことははっきり言うことが漁師に求められる姿勢と言えます。逆に人見知りをする人や、他人に何かを伝えるのが不得手な人は漁師には向いていないと言わざるを得ません。外国人の漁師と共に働くケースも少なくないことから、異文化への理解があることも長く働くための条件になります。
漁師によっては外洋まで漁に出て、数か月以上帰港しないことがあります。海の上では専用の無線機を使わないと陸地と連絡ができないことも多いので、ホームシックになってしまう可能性は否定できません。仕事の都合で長く家を空けてしまうのは仕方がないと割り切る姿勢を持たないと漁師として長く働くのは難しいと言えるでしょう。
漁師はどんな魚も獲り放題というわけではありません。漁師によって仕事ができる区域や獲ることができる品種などが細かく決められています。決められた約束事を破って漁を行うことはできません。知らなかったでは済まないので、漁業に関する法律は常に最新の情報を学ぶ必要があります。
安全に漁を行うには漁師の技能だけではなく、漁船の状態を良好に保つことも求められます。海水に浸かり、荒波に揉まれる漁船は傷みが生じやすいことからこまめなメンテナンスが欠かせません。軽微な傷みも放置すると重大な不具合を引き起こすおそれがあるので、多少の手間を承知で修理を行う決断力が求められます。
漁師は水産業において、魚介類を獲ることを仕事としている人を指します。
漁師の主な職場は海ですが、職場環境は大きく分けて、港からの近さにより、沿岸漁業、沖合漁業、遠洋漁業の3種に分かれます。
魚はそれぞれの種により住む場所が異なっており、沿岸、沖合、遠洋それぞれの場所で獲れる魚の種類が異なり、それに伴い、漁の方法や、求められるスキルが違ってきます。
自然相手の仕事であり、年によって漁獲量に差がある為、収入の変動が大きくなりがちです。
また、体力が必要で、台風の時などは危険が伴う大変な仕事ですが、我々が魚介類を食べるために、漁師さんは無くてはならない存在です。
個人で漁師をする場合、船を自分で操縦しなければならない為、船舶免許が必要になります。
また、陸地や他の漁船と連絡をとる為、海上特殊無線技士免許も必須です。
また、仕事として魚を獲るには、漁業協同組合に加入し、漁業権を取得しなければなりません。
この漁業権を持たず、漁を行った場合、漁業法違反で逮捕されてしまうので、注意が必要です。
但し、遠洋漁業などで人の船に乗る、いわゆる「雇われ漁師」として働く場合は、上記の資格は必要ありません。
最初から全ての資格を取得するのは大変ですし、お金もかかります。
転職などで漁師を目指す場合は、先ずは雇われ漁師として、漁の腕を磨きつつ、独立に向け資格の勉強をすると良いでしょう。
漁師の年収は、陸地からの距離や獲る魚介の種類によって異なります。
各種調査では、陸に近い沿岸漁業では年収300~400万円、沖合漁業では400~500万円程度となっています。
遠洋漁業になると年収700万円~1000万円となります。
遠洋漁業は、陸から遠く、海のうえで数か月から1年近く暮らさなければならないなど就業環境が過酷なこと、また、遠洋はカニやマグロなど高級魚をターゲットにした漁が多いことから、収入が高くなる傾向にあります。
但し、漁師をやるには船の維持費や燃料代、漁協へ支払う組合費など、コストもかなりかかるので、その点は注意が必要です。
漁師の転職先として多いのは、水産加工業や、港で水揚げの仕事などです。
陸上での仕事の為、体への負担が少なく、漁師を引退した人の再就職先としても人気です。
また、船舶免許を活かして、釣り船や、観光船の船長に転職する人もいます。
いずれも、海や魚に関する仕事をセカンドキャリアに選ぶ人が多いです。
就業環境の厳しさや、漁獲量の減少などにより、近年、漁師の就業人口は減少傾向にあります。
逆を言えば、競争相手が少なくなる分、高収入を得るチャンスが増えているとも言えます。
魚や海が好きな人、体力に自身があり、高収入を得たい人には一考の価値がある業種と言えるでしょう。