あなたは今大使館職員の仕事に
興味がありますか?
この診断を受けると
あなたがどのぐらい大使館職員に
向いているかわかります。
10問2分の質問に答えて
適性をチェックしましょう。
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あなたの適性度は57%で、大使館職員の仕事に対して極端な向き不向きはないようですが、どちらかと言えば向いている寄りです。大使館職員を目指したい場合は、診断結果の詳細を読み込んで自分に足りている部分と足りていない部分を理解するようにしましょう。大事なことは、仕事を通して「長所を活かせそうか」「短所を許容、克服できそうか」です。両方ともOKであれば是非目指してみてください。
ID | 資質 | 判定 |
---|---|---|
1. | 語学力がある | |
2. | 公平な対応ができる | |
3. | 多文化に対する理解がある | |
4. | 学校の勉強が得意 | |
5. | 要領よく何でもこなせる | |
6. | 時事に関する見識がある | |
7. | 適応力がある | |
8. | 何事も柔軟に対処できる | |
9. | 人を助けたい思いが強い | |
10. | 交渉が得意 |
大使館職員には海外の大使館で働く在外日本大使館職員と、国内の大使館で働く在日大使館職員の2つがあります。2つの大使館職員のなり方には違いがありますが、どちらも一定程度の語学力を必要とする点には違いがありません。特に外国にある日本大使館で働く場合、英語だけでなくその国の言葉を読み書きできる能力が求められてくるでしょう。その国の言葉でコミュニケーションを取った上で、書類の作成も大使館の業務の1つとして行わなければなりません。ですから大使館職員として働いていく場合には、会話力だけでなく母国語以外で文章を組み立てる能力が求められてきます。
大使館には出自も文化も異なる人々が常時出入りしています。出入りしている人の数も多いので、衝突を完全に避けることは難しいでしょう。大使館の職員は出入りしている人々の間でトラブルが起こった時、中立的な立場を貫かなければなりません。どちらか一方に肩入れしていると思われないように、注意深く対応する必要があるのです。不公平だと思われるとトラブルは拡大していってしまいます。大使館職員は外国に対する国の窓口にもなっているので、高い中立性が資質として求められるでしょう。
多様な出自の人々と普段から接触を持つ仕事になるので、自分の国以外の文化や習慣に対する理解は欠かせません。何気なく発した言葉や仕草が、他国の人間にとって侮辱にあたることもよくあることなのです。無自覚な行動を抑制するためには、普段から異なる国の文化や習俗に対する理解に努めていく必要があります。
大使館職員には国内の職員と国外の職員がいます。このうち国内の大使館職員になるのは、それほど難しくありません。国によって違いがありますが、面接のみというところもあります。海外にある大使館の職員になるためには、国家公務員試験を受けるか、外務省の専門職員採用試験に受かる必要があります。どちらの試験も簡単なものではないので、しっかりとした対策が必要です。
大使館職員の仕事は多岐にわたります。その仕事内容には、大使付きの秘書・通訳・リサーチ業務・その国にある企業のビジネス支援・窓口業務・問い合わせ対応・企業や観光向けの日本に関する情報提供・各種イベントのスタッフ業務などが含まれています。人数も限られており、仕事内容も流動的に変化していくので、すべての事柄に苦手意識なく取り組まなくてはなりません。
海外で働いている場合、その国の情勢のことを知っておかなくてはなりません。テロやクーデターなどの危険性は、政情が不安定な国では高いと言えるでしょう。常に情報を外部から取り入れ危険を事前に分析しておく必要があるのです。状況によっては邦人の保護も大使館には求められていきます。そういったリスクに巻き込まれた時に困らないよう、常に予測を立て安全を最優先にして行動していかなければなりません。
外国で働く場合、様々なリスクに直面しなければなりません。気候や水質も違えば、住宅環境やインフラも違ってきます。日本と同じような生活は、けっして望めないでしょう。ですから大使館職員には異なる環境下に置かれても、すぐに馴染むことのできる適応力が求められます。
外国で事件が起きた場合、大使館は邦人の保護を行わなければなりません。彼らが無事に本国の土を踏むまでの間、安全の確保から飛行機を手配する交渉まですべて行います。混乱状態にある中で不安にかられてしまう人もいるでしょう。そういった人に対しても毅然とした態度を取り、混乱を収束させることも行わなければなりません。
大使館職員の業務には、窓口業務も存在します。窓口には外国人も訪れますが、国外にいる日本人も助けを求めてやってきます。ビジネス目的で窓口を訪れる人もいますが、旅行に来てトラブルに巻き込まれてしまった人も少なくありません。旅行者は母国から遠く離れ心細い状態にあります。そういった人々を突き放すのではなく、憐憫の情をもって暖かく対応することが大使館職員には求められます。
大使館には様々な陳情が持ち込まれてきます。現地の政府からの支援だけでなく、法人企業の手助けやNPOのプロジェクトとの連携も持ち込まれてくるのです。多くのステークホルダーがいる中で、巧みに交渉を進めていき要望を叶えていかなければなりません。言語も文化も違う人々との交渉は骨が折れます。その交渉を着実に実現して行くには、技術だけでなく精神的なタフさも不可欠でしょう。