あなたは今カラーリストの仕事に
興味がありますか?
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あなたがどのぐらいカラーリストに
向いているかわかります。
10問2分の質問に答えて
適性をチェックしましょう。
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あなたの適性度は57%で、カラーリストの仕事に対して極端な向き不向きはないようですが、どちらかと言えば向いている寄りです。カラーリストを目指したい場合は、診断結果の詳細を読み込んで自分に足りている部分と足りていない部分を理解するようにしましょう。大事なことは、仕事を通して「長所を活かせそうか」「短所を許容、克服できそうか」です。両方ともOKであれば是非目指してみてください。
ID | 資質 | 判定 |
---|---|---|
1. | オシャレに関心がある | |
2. | カラー以外のヘア技術にも詳しい | |
3. | 感性が優れている | |
4. | 薬剤などの知識がある | |
5. | 手先が器用 | |
6. | 話をするのが好き | |
7. | 人の気持ちをつかめる | |
8. | わかりやすい説明ができる | |
9. | 体力がある | |
10. | チームワークを大切にできる |
カラーリストは、お客様をきれいにする仕事ですから、お客様のなりたい姿をつかんでそれに合わせたカラーの提案をしていく必要があります。そのためには、おしゃれに関心があることは必須条件です。今何が流行っているのか、どのようなファッションにどういった色が合うのかなどを考えておくことで、仕事がスムーズに進められます。仕事の場以外でも常に情報収集をして仕事に生かしていくことが必要ですから、おしゃれに関心がある方はカラーリストに向いているといえます。
カラーリストは髪色を変えることに特化した仕事をしていますが、完成させるためには色を変えるだけではなくどのようなカットやスタイリングをするかも問題となってきます。自分の担当外の技術であっても、どのように仕上がるのかをイメージできなければベストなカラーは選べないはずです。だからこそ、自分の業務範囲だけではなく、美容師としての周辺技術にも詳しい人、ある程度の技術がある人がカラーリストに向いています。
カラーリストは微妙な色の違いも使い分けつつ、より魅力的に仕上げていくことが求められます。そのため、微妙な違いにも意識を向けられる感性が必要になるのです。どの様な色を選ぶか、どう組み合わせるかなどは個人の感性によるところが大きく、いろいろなものを見て経験し、感性を養っていくことも必要です。自分の考えだけではなくほかの人の感じ方なども聞いてみると、求められているものをつかみやすくなるでしょう。仕事として携わるもの以外で、美しいものや自然などを見ておくことも参考になります。
カラーリストは単にお洒落であればできるものではありません。特に薬剤を使って髪を染めることになるので、どうすればお客様の体に負担がかからないようにできるか、また危険がないようにできるかを考えて取り組んでいかなければなりません。複数の薬剤を混ぜて使う場合には特に配慮が必要でしょう。そのためには正しい知識が必要になります。美容とはかけ離れた専門的な薬剤の知識なども、より深く学んでいくことで信頼されるカラーリストになれるでしょう。
カラーリストは特に施術における時間が重要になってきます。薬剤を使う場合に、手早く作業をしないとムラになったりうまく染められなかったりします。そうなってしまっては仕事として成り立ちません。知識を持つことはもちろんですが、作業も手早くできるような手先の器用さも求められることになるでしょう。
カラーリストはお客様の要望をつかんでそれに合わせた色を選んでいくことになります。そのためには、お客様が何を望んでいるのかを聞き出すことが大切です。長い時間話をできるわけではないので、限られた中で積極的に話しかけていくことが求められるのです。引っ込み思案で話しかけにくいと、そのスタートラインに立つことも難しくなります。お客様から話を引き出せるように、気軽に話しかけられる人のほうが向いているといえるでしょう。
お客様がわかりやすいオーダーをしてくれるとは限りません。そのため、話の中から何を求めているのかを的確につかんでいくことが必要になってきます。ちょっとした言葉の中から、また仕草や表情から気持ちを汲んでいくことが求められるのです。日常の人間関係の中から人と接する機会を多く持って、仕事に生かせるようにしたいものです。
詳しい知識を持っていると、専門用語などもなじみが出てきて、お客様との会話でも使う機会が出てくることになります。そのため、知識が十分でないことが多いお客様には理解しづらく、結果的に思うような仕上がりにならないことも起こります。相手が理解できているかを見極めて、それに合わせた言葉を選んだり、詳しい説明を怠らないようにしたりと配慮ができることは必須です。
カラーリストはカラー専門とはいえ、やはり立ちっぱなしの仕事になるので体力は必要になります。また、店舗でカラーリストとして働く人数が限られることもあり、専門性が高くほかに代わりがいないからこそ出勤日が多くなりがちな場合もあります。それに対応できるようにしっかり体力をつけておくことが大切です。
カラーリストだけではすべての仕事は完結できません。ほかのスタイリストやアシスタントなどと協力しながら、お客様の求めているスタイルを実現していくことになります。だからこそ、スタッフ間のチームワークが重要になるのです。普段から良い人間関係を持ち、きちんと情報の共有ができたり、イメージを伝えあえたりすることで仕事もうまく進みやすくなるでしょう。
カラーリストは、ヘアカラーに特化した美容師を指します。
カットやパーマ、カラー、セットなどの全般的な技術を提供する美容師は「スタイリスト」と呼ばれます。
カラーリストが提供するのは、ヘアカラーとヘアカラーのダメージを抑えるヘアケアの技術です。
提供する技術を限定する分、高度なカラーリングスキルや豊富なカラー剤の知識が求められます。
クライアントの要望どおりの髪色を表現するのはもちろん、セクショニングやホイルワークなどのヘアカラー技術を駆使して立体感のあるヘアスタイルを作り上げます。
規模の大きなサロンに導入されているケースが多いでしょう。
カラーリストになるには、国家資格の美容師免許が必要です。
美容専門学校に全日制であれば2年間、通信制だと3年間通い、国家試験を合格すると美容師免許を取得できます。
すべての店舗がスタイリストとカラーリストの分業制を取り入れているわけではないので、カラーリストを役職として採用しているサロンに就職する必要があります。
また、カラーリストになるまでのカリキュラムもサロンによって異なるため、注意が必要です。
カリキュラムは大きく分けて2つあり、1つは一通りの技術を修得し、スタイリストを経てカラーリストになるカリキュラム。
もう1つは、カットやパーマは含めず、ヘアカラーの技術の修得に絞ったカリキュラムです。
カラーリストの収入に焦点を当てた国の調査はありませんが、美容師の収入に関する統計調査は公開されています。
厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査」によると、男性美容師の平均年収が353.76万円、女性美容師の平均年収は290.77万円です。
経験を重ねるほど美容師の平均年収は上がる傾向にあります。
20代前半では男性美容師が平均年収188.88万円、女性美容師は208.46万円です。
50代後半になると、男性美容師の平均年収が525.61万円、女性美容師は339.29万円となっています。
また、給与体系は「基本給+歩合」や「完全歩合」など、サロンによって違いがあります。
カラーリストは分業が必要になるほどの大型サロンで導入されているケースが多いです。
そのため、募集要項やサロン情報を調べて、カラーリストを制度として導入しているサロンに就職する必要があります。
制度として導入していないサロンでカラーリストになりたい旨を伝えても、応じてもらえない可能性が高いため注意しましょう。
また、カラーリストを導入しているサロンでも、希望が通る場合と、適性検査を実施しサロンの采配でスタイリストとカラーリストに振り分けられる場合があります。
カラーリストを目指すなら、サロン選びが重要になります。