あなたは今建築士の仕事に
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10問2分の質問に答えて
適性をチェックしましょう。
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あなたの適性度は57%で、建築士の仕事に対して極端な向き不向きはないようですが、どちらかと言えば向いている寄りです。建築士を目指したい場合は、診断結果の詳細を読み込んで自分に足りている部分と足りていない部分を理解するようにしましょう。大事なことは、仕事を通して「長所を活かせそうか」「短所を許容、克服できそうか」です。両方ともOKであれば是非目指してみてください。
ID | 資質 | 判定 |
---|---|---|
1. | 建物が好き | |
2. | 新しいアイデアを考えるのが得意 | |
3. | デザインが得意 | |
4. | 情報収集が得意 | |
5. | 様々な視点で物事を見ることができる | |
6. | 誠実で責任感がある | |
7. | 規則をしっかり守れる | |
8. | 問題解決能力がある | |
9. | 人と接することが好き | |
10. | 人の話を聴く力がある |
建築士としてやっていくには、建物に関することが好きという気持ちが必要不可欠です。たとえば、建物を見ていても飽きない、建物のことに興味がある、インテリアの情報を集めることが好き、ジャンルを問わず建物の知識を豊富に持ち合わせているという人も建築士に向いていると言えるでしょう。日々、建物に関することに関わり続けているので、建物やインテリアが好きでなければ楽しみながら仕事をこなすことはできません。
建築士は、豊富なアイデア力を発信し続けなければいけません。家を建てたいというお客様のために快適な空間を作り出すだけでなく、アイデアを発信し、より良い住まいを生み出す力が求められます。また、アイデア力のほかにもイメージ力が優れていることも大切です。お客様の要望に耳を傾けた時に、ただそのまま設計図を完成させるのではなく、生涯にわたって住みやすい建物を提案するためにイメージ力も鍛えておく必要があるでしょう。
お客様によって理想の住まいには違いがあります。そのため、設計士はそれぞれのお客様の要望に合わせてベストなデザインを提供できる力を持ち合わせていることも大切です。デザインすることが苦手で、いつも同じ設計ばかりになってしまうという人は、さまざまなお客様の要望に応えられるようにデザイン力を鍛えておくと良いでしょう。
建築士は、過去の歴史的な建物の知識があるだけでなく、時代に合わせて最新の建物の流行にもついていかなければいけません。ファッションと同じように建物の流行も変わっていくため、積極的に情報を集めていくことが求められます。過去の建物を参考に、お客様にデザインを提案することも間違いではありませんが、建物の流行に目を向けて新しいアイデアを発信できることも大切です。
設計力に優れているという強みのほかにも住宅設備や工事に関する知識など、豊富に建物に関する知識を身につけておく必要があります。一つの価値観や視点だけで物事を見るのではなく、さまざまな視点で物事を見ることができる人は、アイデアの発信力に優れています。家は高額な買い物なので、お客様は妥協することなく理想の家を建てたいと願っています。そのため、お客様目線でアイデアを発信できるように、さまざまな視点で物事を見るクセをつけて、周りの状況に合わせて対応できる力も必要です。
建築士の仕事は、建物のデザインや設備設計など多岐にわたります。主に設計に関わる業務を担当しますが、建物が完成するまでには住宅メーカーの営業スタッフや職人、現場監督など多くの人と協力して家づくりを完成させます。設計したから終わりではなく、すべての工事が終わるまで責任を持ってサポートしなければいけません。特に工事を進めていく時には、設計図をもとに進められるためミスは許されません。そのため、設計士は誠実さや責任感も求められるでしょう。
設計図を作成する時には、建築基準法など法律を守りながら進めていきます。建築に関わる法律に沿うことなく設計してしまうと、施主に大きな迷惑をかけてしまいます。また、大きなトラブルに見舞われてしまうこともあるので注意が必要です。たとえば、会社の信用を失ってしまうこともあるでしょう。規則を守りながら仕事ができることも建築士として働く必須条件です。
建築士の仕事をしていく中で思わぬトラブルに見舞われてしまうこともあります。急遽施主の希望が変わった、工事のスケジュールが変更になったなど、突然の困ったトラブルに悩まされることも少なくありません。こんな時に臨機応変に対応することができないと円滑に問題を解決することは難しくなります。問題解決能力がある人は、どのようにトラブルを解決すれば良いのかを即座に判断することが可能なため、施主に不安を与えてしまうことがありません。
設計士は、デスクで設計図を描くだけでなく、お客様と接することや営業スタッフや職人のほかにも現場監督やインテリアコーディネーターなど、さまざまな人と関わります。チームワークを大切にしながら業務を進めることが多いので、人が好きという人でなければ苦痛になってしまうでしょう。また、高齢者や子どもなど年代問わず多くのお客様と接していくため、どんな年代の人とも明るく話せる人は建築士に向いています。
お客様の要望に添いながら設計するために聴く力も必要です。お客様が理想とする住まいの形を把握することができなければ、何度も繰り返しヒアリングを行っても要望に添う設計図をスムーズに完成させることはできません。じっくりとお客様の声に耳を傾けることができる聴く力を持っている人は、お客様との信頼関係を築きながらベストなアイデアを提案できるでしょう。
建築士は、建築基準法などの法律に基づいて、様々な建物を設計したり、建築物の施工監理を行ったりする職業です。
個人向けの住宅やマンションだけではなく、場合によってはオフィスビルや商業施設などを手掛けるケースも少なくありません。
また、建物の建築に関するクライアントからの相談に乗ったり、予算に応じて設計やデザインの見直しを提案したりするというのも建築士の役割となります。
建築のプロフェッショナルとして、クライアントのニーズに応じて最適なソリューションを提供するというのが、建築士が担う重要なミッションなのです。
建築士になるためには、資格を取得する必要があります。
建築士の資格には、国土交通省が認可する一級建築士と各都道府県が免許を交付する二級建築士があり、これらはいずれも国家資格となっています。
一級建築士を取得すれば、ほとんど全ての建築物の設計や工事監理を担うことができるのに対し、二級建築士の場合は、戸建住宅程度の規模の建築物を手掛けることしかできません。
なお、建築士の仕事にはデザイン的なセンスも必要になるため、必ずしもなければならないというわけではありませんが、可能であればデザイナーなどの勉強をしておくのもおすすめです。
2019年に厚生労働省が発表した調査結果によると、一級建築士の平均年収は700万円程度となっています。
一方、二級建築士については明確な数値は示されていませんが、あるキャリアエージェントによるとその年収水準は概ね300万円から700万円ほどであるとされています。
金額にばらつきがあるのは、勤務先の報酬水準に左右されるからで、基本的には大手の建築事務所やハウスメーカーであればあるほど、得られる年収は多くなる傾向にあります。
また、経験を積んで独立して建築事務所を開業すれば、さらに多くの収入を得ることも不可能ではありません。
建築士の主な就職先は、建築事務所やハウスメーカーなどです。
最初から大手に採用してもらうのは容易ではないため、まずは中小規模のところで経験を積んだ上で、大手の建築事務所やハウスメーカーを目指すというキャリアプランもあり得ます。
それ以外に、事務所などに勤めて十分に独り立ちできるだけのスキルを身に付けたところで、自ら事務所を開業するという道もあります。
事務所の経営を軌道に乗せるのはそれなりに大変ですが、順調に事業を拡大していくことができれば、より大きな仕事にチャレンジする機会を得ることができるでしょう。