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【重要】なぜ就職・転職活動に自己分析が必要なのか解説します

【重要】なぜ就職・転職活動に自己分析が必要なのか解説します

考え方2020.1.14

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皆さん、こんにちは。

今この記事を読んでいる方はきっと、就職活動や転職活動をされている方で

  • 自己分析ってどうすればいいの?
  • 自己分析のやり方がわからない
  • そもそも自己分析って本当に必要なの?

といった自己分析に関する悩みをお持ちなのではと思います。

今回の記事では、そういった方のためになぜ自己分析が必要なのかについて解説します。

就活や転職で自己分析は大事だとよく言われていますが、なぜ大切なのかはあまり語られていません。

この記事で自己分析の大切さを改めて知っていただき、モチベーションをもって自己分析に取り組めるようになってもらえれば幸いです。

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1. なぜ自己分析が重要なのか

自己分析がなぜ重要なのか、結論から言いましょう。

それは

「適切な目標設定に必要な要素である」

からです。

「・・・?」

何を言っているのか、というクエスチョンマークになっている方が大半だと思いますので、わかるように順を追って解説をしていきます。

1-1. 目標達成に必要な4つの要素とは

まずは下の図を見てください。

これは物事を成し遂げる際に重要な要素を図にまとめたものです。

それは、

  1. 行動
  2. 感覚
  3. 思考
  4. 目標

の4つです。

就職活動における自己分析は3の思考に当たります。

順番としては、

  1. 行動:まず何かしらの行動を行います
  2. 感覚:その行動によって何かを感じ取ります
  3. 思考:行動によって感じたことを整理・分析します
  4. 目標:思考によって導き出した適切な目標を設定します

となります。(もちろん目標を立てた後は、それを達成するために行動します。)

1-2. 事例

さて、このままだとピンときづらいと思いますので、いくつか例を挙げてみましょう。

まずは大学選びを例に挙げると、以下のようになります。

  1. 行動:小学校から高校までに様々な教科の勉強を行った。
  2. 感覚:教科やごとに好き嫌い、向き不向きといった何かしらの感覚を得た。
  3. 思考:過去の行動から得た感覚をもとに、自分にとって良い学部や大学がどこかを分析した。
  4. 目標:〇〇大学の△△学部に入ろうと決めた

なんとなく理解していただけるでしょうか?

サッカーだと下記のようになるでしょう。

  1. 行動:様々なポジションやチームで練習、試合を行った。
  2. 感覚:ゴールを決めるよりも要所でパスを出してアシストしたときのほうが喜びがあった。他の人よりも周りが良く見える感覚があった。勝つことが何よりの喜びだと感じた。
  3. 思考:パスと視野の広さが自分の武器になりそうなので、それを生かせるポジションやチームはどこだろうか、または勝てるチームはどこか考えた。
  4. 目標:〇〇というチームに所属し、攻撃をサポートするパス役のポジションでチームを優勝に導くと決めた。

つまり、何か自分にとって良い目標を決めてそれを達成するには、必ず上記のような4つのステップを踏んでいるのです。

このステップを意識して順番通りに行うことが重要なポイントです。

これは就職活動でも変わりません。

  1. 行動:生まれてから今までに様々なことを行ってきた。いくつかの仕事や業務を経験した。
  2. 感覚:それらの行動から、自分にとって良いもの悪いものを感じ取った。
  3. 思考:感じ取った感覚をベースに分析を行って、自分にとって興味のある業界、職業、環境を洗い出した。
  4. 目標:〇〇業界の中で××という職業ができて、□□という条件で働ける会社にしようと絞り込んだ。

自己分析は適切な目標を立てる際の土台となる、思考になくてはならないものなのです。

ここを外してしまうと目標設定がおかしくなり、全く合理的でない行動をし始めてしまいます。

2. 自己分析が足りないとどうなるのか?

では自己分析、つまり思考が足りていない人がどのような状態か説明します。

思考が足りないために、せっかく良質な行動と感覚を得ていたとしても一向に良い目標が立てられません。

立てられたとしてもズレた目標になり、行動によって泥沼にはまっていくことになります。

就職活動をされている皆さんが一番陥りやすい状態ともいえます。

これをグラフで表すと以下のようになります。

思考が必要なレベルに達していません。

まずは自分がこのタイプに当てはまってしまっていないか胸に手を当てて考えてみましょう。

目標設定と目標達成のための行動はそれからです。

どれだけ動いてもしっくりこない人は思考から導き出した効果的な行動に至れていません。

今自分が何をすべき時なのか、冷静に考えて判断するよう心掛けてください。

3. 自己分析だけ力を入れればOKなのか?

では分析だけ完璧にすればOKなのでしょうか?

それも間違いです。

例えば以下は行動が足りてない人を表したものですが、

自己分析は得意だし十分やっているつもりだけど、どうも良い活動ができていない気がする、という人は、行動に対して思考が過剰になっている人です。

思考は大事ですが、あくまで適切な目標を設定して、それを行動で成し遂げていくための要素の一つです。

行動が足りずに十分な感覚を得られないと、いくら思考しても納得のいく目標を設定できず、またそれに向けた行動もできない状態に陥ります。

十分な行動や感覚があってこそ初めて思考が効果を発揮する土壌が整うのです。

いくら自己分析してもいまいち納得ができない人は、ある程度方向性を決めた後はひたすら行動をするようにしましょう。

行動をすれば新しい感覚が自分に積み上げられ、違った思考と目標設定が可能になるはずです。

4. 感覚を研ぎ澄ませることも忘れずに

さらには別パターンの陥りがちな例も取り上げてみましょう。

以下は感覚が足りてない人です。

「行動もばっちりしてるし、自己分析もできているけど、いまいちしっくり来る目標が立てられない・・」

という人は行動した際にしっかりとそれを感覚として記憶に刻み込めていない可能性があります。

これではせっかく行動をしても思考するための感覚が自分に蓄積されておらず、良い目標を立てる材料が足りない状態に陥ってしまいます。

感覚が欠如している人は総じて思考のレベルも不十分になりがちで、自分では十分な自己分析を行っているつもりでも目標を立てられず苦労します。

この状態にならないためにも、行動した際には、面白かった、感動した、これを仕事で生かせる可能性がないだろうか、といったその時に感じた率直な感覚を意識的に刻み込むことを習慣化しましょう。

これができている人は、行動すればするほど思考によって納得のいく目標を立てられるようになります。

感情の記憶というものは思った以上に長期間自分の中に残るものです。

意識して感情を記憶に刻み込めるということを日頃から意識するようにしましょう。

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5. 最も大事なことは全てのバランスを取ること

もうここまでくると皆さんもどういう状態を目指すべきなのかお分かりかと思います。

下図はすべてうまくいっている状態です。

適切な目標を設定するには、行動、感覚、思考の3要素が必要なレベルに達している必要があります

上の図では全てが必要なレベルに達していますね。

このように3つを全て満たす状態になって初めて自分にとって良い目標を立てることができ、納得のいく行動をすることが可能になります。

最も大事なことはバランスであり、何かに特化することではありません。

一つでも足りないと上手くいかず、先ほどの章で挙げた例のような状態に陥ってしまいます。

日々自分でも理解できないモヤモヤを感じている人は、今何が欠けているのか理解しようとすることが問題解決の糸口となります。

自分に足りない要素を日々意識し、それを埋めるための時間を使うようにしましょう。

6. 自己分析は更新し続けなければならない

最後にもう一つ大事なことを皆さんにお伝えしなければなりません。

それは、自己分析は継続して行わなければならないということです。

ここまでで自己分析は目標設定のために必要な要素のうちの1つであることについて解説してきましたが、これを読んで

「行動も感覚も問題ない。自己分析もしっかりやって納得のいく目標を立てられた。これで就職活動はバッチリだ!」

と思われた方も多くいると思います。

しかし、これは大きな落とし穴です。

なぜなら、人間は経験によって変わる生き物だからです。

今までの二十数年の経験をもとにしっかりと目標を立てたけども、実際活動してみたら興味があると思っていたことに興味がなかった、働いてみたらつまらないと思っていたことが面白く感じてきた、といったことは往々にしてあることです。

このときに以前行った分析で立てた目標を掲げ続けると、もはやアップデートされた自分にとって最適ではない目標に向かい続けることになります。

これではせっかく分析して目標を立てた意味がありません。

大事なことは、自己分析を一定の間隔で行い、目標を更新し続けることです。

就活生の場合は今までに経験のない会社や人との触れ合いによって、短い期間で大きく心境が変化します。

転職を考えている人も実際の仕事をしたことによって仕事への感じ方も随分変わっているはずです。

様々な経験によって自分が変わったと思った瞬間に改めて分析を行う必要があります。

つまりは以下のようなサイクルを繰り返すことが重要だということです。

適切な頻度は各人の状況によって変わりますので、自分で必要だと思ったタイミングで行うのがベストです。

適切なサイクルが健全な活動を作ることを覚えておきましょう。

最後にサイクルの例も挙げておきます。実際にはもっと深い分析をする必要がありますが、サイクルの参考までに。

  1. 行動:アルバイトで接客業を行った。
  2. 感覚:人と接する喜びが大きかった。お客さんを呼ぶための策を考えることが好きだった。
  3. 分析:接客ができ、かつマーケティングに関われる仕事が合っているのではと考えた。
  4. 目標:小売業界で接客かマーケティング職種での就職を目指すと決めた。
  5. 行動:説明会と面接に行ってみた。
  6. 感覚:企画営業という仕事の説明の時にワクワクした。
  7. 分析:接客もしくはマーケティングと考えていたが、顧客と話しながら企画を考えられる企画営業のほうが良いと考えた
  8. 目標:業界問わず企画営業を軸に就職活動をすると決めた。
  9. 行動:大学の先輩で企画営業をしている人の話を聞きに行った
  10. ・・・以下繰り返し
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7. まとめ

この記事では、なぜ自己分析が重要なのか?について目標達成に必要な要素という観点で解説しました。

  • 自己分析は自分にとって適切な目標達成のために必要
  • 足りな過ぎてもダメ、やりすぎてもダメ
  • あくまでも全ての要素をバランスよく行う
  • 一度だけではなく更新し続ける

以上の4ポイントを意識して今後就職・転職活動に励んでいきましょう。

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