あなたは今測量士の仕事に
興味がありますか?
この診断を受けると
あなたがどのぐらい測量士に
向いているかわかります。
10問2分の質問に答えて
適性をチェックしましょう。
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あなたの適性度は57%で、測量士の仕事に対して極端な向き不向きはないようですが、どちらかと言えば向いている寄りです。測量士を目指したい場合は、診断結果の詳細を読み込んで自分に足りている部分と足りていない部分を理解するようにしましょう。大事なことは、仕事を通して「長所を活かせそうか」「短所を許容、克服できそうか」です。両方ともOKであれば是非目指してみてください。
ID | 資質 | 判定 |
---|---|---|
1. | 正確性にこだわれる | |
2. | 外の仕事に耐えられる | |
3. | 真面目な性格 | |
4. | 最新の科学技術に興味がある | |
5. | 体力がある | |
6. | 根気強い | |
7. | 協調性がある | |
8. | 数学の知識がある | |
9. | 向上心がある | |
10. | 行動力がある |
測量士は少しの誤差も許されない仕事です。もし少しでも誤差があった場合は、仕事が失敗したことになってしまうでしょう。ですから測量士になる方には、緻密な計算力や正確に仕事を進められることが求められます。
測量士の仕事は屋外で作業を行う外業の中に含まれます。外業の仕事をしているときは何が起こるか予測できないので、迅速さや器用さなどが求められます。野外での仕事の難しさはそれだけではありません。夏なら炎天下の中で働かなければならないし、冬には凍えるような寒さの中で業務をこなす必要があります。ハブや蜂のような危険な生き物に遭遇する危険もあるので、業務は緊張感を持って行うことが必須です。そういった困難に耐えられる人が、測量士に向いていると言えるでしょう。
測量士は工事の大前提となるデータを扱う、極めて重要性の高い仕事です。広い土地を測量する場合は、何度も作業位置を変えてその場所の高さや角度、長さなどといった様々なデータを誤差もなく測定していかなくてはなりません。大変重要な作業になりますが、その仕事の内容は単調なものが多いので、小さな作業を積み上げていける真面目な性格の人が向いていると言えます。日常生活においても掃除や洗い物などを面倒くさがらずにできる人が測量士に適性があります。
測量士の仕事に必要となる技術も、日進月歩で高度になってきています。測量機器や測量技術は、進化・発展を遂げているのです。ドローンや3DスキャナやGPSなども、どんどん現場で用いられているようになってきています。測量士は他の職業よりも、こういった最新技術が取り入れられやすい傾向にあります。ですから技術に興味があり、新しいことにアレルギーのない人が測量士に向いています。
測量士の現場は整備された場所だけでなく、整備されていない場所や足場が不安定なところも多くあります。現場となるのが山の中や森の中である場合も考えられます。そうした厳しい環境下で重量のある測量機や三脚を担いでいかなければならないので、体力や足腰の強さが求められるでしょう。季節によっては現場に行くだけで体力を消費してしまうことも多いです。そこから正確性を求められる作業を行わなければならないので、日々体を鍛えておく必要があります。
測量士が収集してきた測量データはパソコン内に集められますが、取り扱うデータ量は膨大です。取り扱われるデータは地形という性格上機械的に処理することは難しいです。発生したバグは目視でチェックして、一つ一つ取り除く必要があります。またデータの整合性を確認するためには紙のデータと突き合わせて確かめなければなりません。古い登記簿や公図のようなものは、紙で保管されていることが多いのです。資料が古すぎて文字が判読できない場合は、法務局に問い合わせなければならない事もあるでしょう。1つの測量図を完成させるには、根気強さが求められます。
測量作業は基本2人から5人ほどのチームを組んで行うものなので、スタッフ同士のチームワークが重要になってきます。橋を架ける際には川の両岸を挟んで測量しなければならないので、メンバーと離れた状態で連携作業をしていかなければなりません。普段からメンバーと意思の疎通をしっかりしておくためには、協調性が不可欠です。
測量機器は高度になっているので、計算はコンピューターが自動的に行ってくれます。測量士の仕事は基本的に機器がやってくれますが、測量技術に用いられる理論の理解には数学の知識が不可欠です。GPS技術は測量に用いられますが、完全に使いこなすには基線解析を理解しなければなりません。他の測量技術を理解するためには、ベクトルなどの基礎的な数学の知識も求められます。数学の知識だけでなく空間認識能力なども、測量士の仕事には必要です。
測量技術にとどまらず様々な技術は日々進歩しています。そういった新しい技術を獲得するためには、好奇心や向上心が必要です。日本測量協会では専門技術の講習会やセミナーなど、知識を学ぶための機会を設けています。そういった機会を上手く活用しましょう。
測量士の資格は測量会社だけでなく、建設会社・官公庁の土木課・上下水道課などの職場でも求められます。その仕事の内容は多岐にわたり、専門機器を使用した測量だけでなくデータの分析や修正、加工、変換等のデスクワークなども行います。数多くの仕事をこなさなければならないので、行動力がある人のほうが測量士に向いているでしょう。
測量士は、土木や建築などの工事を行う前に、土地の正確な位置や形状を測量する仕事です。
測量士が測量したデータを元に工事が進められるため、正確な作業が求められます。
基本的には、依頼された土地まで直接足を運んで、トータルステーションと呼ばれる道具で位置と角度を測量します。
場合によっては、GPS機能を搭載した道具を使って高度な測量をしたり、工事を行う場所を杭で区切ったりすることもあります。
また、測量したデータを分析したり、管理したりするのも測量士の仕事です。
スケジュールが固定されやすい屋外での測量作業をしながら、その合間にデータ管理のデスクワークを行うことが多いです。
測量士として働くためには、測量士の国家資格が必要です。
そして、測量士の国家資格を取得する方法は複数あります。
その中でも内容がシンプルなのは、国家試験を受ける方法です。
試験に合格すれば誰でも測量士になることができ、学歴などの受験資格もありません。
その他に、専門の施設で2年間、実務経験を積むことでも、測量士の国家資格は取得可能です。
大学や専門学校で土木に関して専門的に学んでいれば、必要となる実務経験が短くなる場合があります。
また、測量士補になってから、測量士にキャリアアップするというのもひとつの選択肢です。
測量士補になる方法も、国家試験を受けたり、実務経験重ねたりするなど、複数あります。
複数の調査結果によると、測量士の年収は400万円から500万円が平均的です。
国税庁の調査では、令和3年度の日本の年収はおよそ443万円なので、測量士の年収は日本の平均程度と言えるでしょう。
働き始めの頃の年収は、大体200万円から300万円程度ですが、勤続年数が重視されるので、同じ会社で長く働き続けると収入は増えていきます。
そして、長期的に働いて、測量士チームのリーダーになったり、重要な役職に就いたりすると、年収が700万円を超える可能性があります。
また、会社によっては、勤続年数と共に、測量技術を重視するところもあります。
そのような会社で、実力が認められれば、早い段階で収入を上げることも可能でしょう。
測量士は、測量会社や建設会社、地図を制作する会社のスタッフとして働くことが多いです。
測量を行う企業では、測量士の国家資格を持っている人を1人以上雇用しなければならないと、法律で決められています。
そのため、会社の中で、必要不可欠な存在になることも可能でしょう。
ただ、測量士が1人で働くことは少なく、チームの一員となって働くのが基本です。
チームの人数は測量の規模によって変わりますが、2人から5人程度で作業を行うことが多いです。
チームでは、会社内での立場が上で、勤続年数が長い人がリーダーとなり、作業を進めていきます。