あなたは今作業療法士の仕事に
興味がありますか?
この診断を受けると
あなたがどのぐらい作業療法士に
向いているかわかります。
10問2分の質問に答えて
適性をチェックしましょう。
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あなたの適性度は57%で、作業療法士の仕事に対して極端な向き不向きはないようですが、どちらかと言えば向いている寄りです。作業療法士を目指したい場合は、診断結果の詳細を読み込んで自分に足りている部分と足りていない部分を理解するようにしましょう。大事なことは、仕事を通して「長所を活かせそうか」「短所を許容、克服できそうか」です。両方ともOKであれば是非目指してみてください。
ID | 資質 | 判定 |
---|---|---|
1. | 思いやりがある | |
2. | 忍耐強く物事に取り組める | |
3. | コミュニケーション力がある | |
4. | 人が好き | |
5. | ポジティブ思考 | |
6. | フットワークが軽い | |
7. | 想像力豊か | |
8. | 人と話すことが好き | |
9. | 人の役に立てることが好き | |
10. | 体力に自信がある |
作業療法士を含めた医療者は、他者への思いやりがあると、患者に寄り添った対応が可能になります。特に、作業療法士の元に来る患者は、日常生活を送れなくなった、自分が思うとおりに体が動かせなくなったなど、これからどうなるんだろうと不安を抱えています。元通りの生活が送れるように支援したり、機能回復を図るには、科学的根拠をもとに作業療法士が適切な方法で指導する必要がありますが、不安な気持ちを受け入れ、思いやりを持って対応すると、信頼関係が築きやすくなり、その後のリハビリの進捗にも影響します。
作業療法士には、忍耐強さも求められます。患者は、できなくなったことを可能にするためのつらいリハビリを長期間にわたって行う必要があり、時にはやる気をなくしたり、イライラしたり、弱音を吐くこともあります。患者の言動に左右されすぎることなく、その状況に最も合った対応を取るには、その人を見捨てず、あきらめない心が必要です。作業療法士の側のあきらめの悪さが、患者を助ける力になります。
コミュニケーション能力は、作業療法士に欠かせません。作業療法士は、高齢者に限らず、子供も担当します。それぞれの患者の性格も様々で、その人にあった方法でリハビリスケジュールを立てると、良い訓練が実施できます。患者の好きなこと、治ったらやりたいことを知り、それを目標にリハビリするのも効果的ですが、それには対象となる患者が何に興味があり、今後どんな生活を送りたいのかを知る必要があります。そのためには、コミュニケーションが不可欠です。
人が好きで、その人のことをもっと知りたいと関心を持つ人は、作業療法士に向いています。同じ病名や障がいでも、どれほど身体機能が失われているか、どんな動作ができるかは、患者によってまちまちです。そのため、「この病気や障がいだから、このリハビリをすればよい」といった画一的な見方をしたり、表面的に判断すると、リハビリの目的を達成できません。向き合う相手への関心の深さが、患者に合わせたオーダーメイドのリハビリ計画につながります。
物事を良い方に考えられる人は、作業療法士に向いているといえます。患者の取り組むリハビリは、痛みを伴うなどつらいものが多くなるので、思うようにいかない、計画通りに訓練ができないとネガティブに考えてしまいがちです。消極的な気持ちは患者にも伝染します。逆に、作業療法士がいつも笑顔で、前向きな言葉を発すると、患者もリハビリを積極的に行うなど、良い効果が出るようです。ごく小さな点でもよかったことを見つけ、患者と一緒に喜べる人は、作業療法士に適任です。
作業療法士は、患者だけでなく、他の医療スタッフとの連携が必要になる仕事です。安全かつ効果的なリハビリを行うためには、医師に運動負荷の程度を確認したり、看護師に患者の健康状態をヒアリングする、患者の自宅の状況を把握するためにソーシャルワーカーと情報共有するといったことが必要です。各方面の医療者や関係者に忌憚なくアクセスするのに、フットワークの軽さは重要です。
作業療法士は、医学的な知識や知見に基づき、リハビリをすることが大切ですが、病気を見るだけでは最善の方法を提案できない場合があります。その患者の現状を知り、生活環境や精神状態を把握したうえで、リハビリの形を考え、暮らしを支える道具をつくることも、作業療法士の重要な仕事になっています。それぞれの患者に思いをはせ、どうやったら暮らしやすくなるか、楽しく生活できるかを想像すると、患者に寄り添った支援が可能になるに違いありません。
リハビリは、患者が好きなことややりたいことを考えて計画すると、前向きに取り組んでもらえることが多いようです。患者の興味や関心を知るには、会話するのが一番です。患者にはいろいろな性格や考え方の人がいるので、誰とでも苦手意識を持たずに会話できる人は、作業療法士に向いているといえます。
作業療法士がかかわる患者は、生活に不便さを抱え、困っている人です。その思いに向き合い、楽しく生活できるようになってほしいという気持ちが、リハビリの質を上げたり、作業療法士自身の熱意につながります。人の役に立ちたいと考える人は、対象となる患者に真剣に向き合うことができるので、良い作業療法士になれるでしょう。
作業療法士は、体が自由に動かせない患者の介添えをするなど、体力が必要な仕事が多くなります。患者の体の動きをチェックするために、立ったりしゃがんだりと動き回ることが多く、椅子に座っている時間はほとんどありません。そのため、体力に自信がある人は、作業療法士に向いています。