あなたは今潜水士の仕事に
興味がありますか?
この診断を受けると
あなたがどのぐらい潜水士に
向いているかわかります。
10問2分の質問に答えて
適性をチェックしましょう。
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あなたの適性度は57%で、潜水士の仕事に対して極端な向き不向きはないようですが、どちらかと言えば向いている寄りです。潜水士を目指したい場合は、診断結果の詳細を読み込んで自分に足りている部分と足りていない部分を理解するようにしましょう。大事なことは、仕事を通して「長所を活かせそうか」「短所を許容、克服できそうか」です。両方ともOKであれば是非目指してみてください。
ID | 資質 | 判定 |
---|---|---|
1. | 海が大好き | |
2. | チームワークを大切にできる | |
3. | 長期間コツコツ続けられる | |
4. | 体力がある | |
5. | 精神的に強い | |
6. | 水泳が得意 | |
7. | 独自のキャリアを作る覚悟がある | |
8. | スキルアップに日々取り組める | |
9. | 暑さや寒さに強い | |
10. | やりがいのある仕事がしたい |
潜水士は海や湖に潜り、作業を行うのが仕事です。映画やドラマの影響で人命救助のイメージが強いですが、建築や海洋インフラ、海洋調査などいろいろな分野にニーズのある仕事です。潜水士は当然海で仕事をすることが多いので、海が好きな人はやりがいを感じることができるでしょう。特に海での生物調査や現状調査の仕事に就くと、魚をはじめとした海の生物を間近に見ることができるので、そうした海の生き物が好きな人も楽しんで働くことができるでしょう。
水中での作業には、タンク容量というリミットがあります。業務を素早く正確に、確実に進めるために、複数の潜水士が協力して作業を行うのが普通です。仕事を確実に、かつ安全に進めるためには、他の潜水士とのチームワークが何より大切になります。一人でコツコツ仕事をするよりも、仲間と協力して仕事をしたいという人に向いている仕事と言えるでしょう。一般的な仕事とは違い、水中は命の危険があるだけに密なチームワークが必要になるのです。
一人前の潜水士になるには、長い時間がかかります。実は潜水士免許だけなら簡単に取ることができるのですが、それで仕事として安全に水中に潜り作業を行うことはできません。実地を積み重ねながら、日々訓練と経験を積んでいくことが求められます。一気にできるようには当然ならないので、コツコツとした努力を続けていける人でなければ、潜水士にはなれないでしょう。
潜水士の仕事はとにかく体力勝負です。そもそも水中に潜るという行為自体、非常に体力を使いますし、そこに溶接や調査、カメラ撮影などの作業が加わるので身体的疲労は跳ね上がります。またデスクワークよりも外での活動が長くなる仕事なので、体を動かすのが好き、外に出るのが好き、体力には自信があるという人に向いている仕事です。もちろん仕事を続ける中で徐々に体力を付けていくことも不可能ではありませんが、それでも基礎体力は必要です。
水中での作業は、地上のように上手くいくものばかりではありません。水流や波の影響を受けやすいので、体力はもちろんですが気力も非常に重要になります。また、いくら酸素ボンベを背負って息ができるとしても、深い水中に潜ることは精神的負担になります。訓練して不安や恐怖心を減らすことはできますが、ゼロにすることはできません。ゼロにならないことで緊張感を持って作業をすることになるため、精神的負荷に強いことも重要な適性となります。
「ダイビングは泳げなくても大丈夫」とよく言われますが、それはあくまでレジャーの話。潜水士として仕事をするならやはり泳げるに超したことはありません。特に海上自衛隊や海上保安庁で働きたいのであれば、高い水泳能力が求められます。全く泳げない状態で入隊するのも不可能ではありませんが、その後の過酷さを覚悟しなければなりません。ほぼ毎日水泳の訓練がありますし、5キロ以上を泳ぐ遠泳訓練が課されることもあります。人命救助の仕事に就くためには、それだけ過酷な訓練を超えなければならないのです。訓練に挫折しないためにも、入隊前にある程度の距離を泳げるようになっておいた方がいいでしょう。
海上自衛隊ではなく民間企業に就職するなら楽かと言われればそうではありません。潜水工事を行うためには「湾岸潜水士」の資格が必要で、企業に就職してから取得を目指すなら3年の経験年数が必要になります。更に2級を取るなら3級合格後3年、1級は2級合格後3年の実務経験が必要になるため、非常に長い時間をかけて一人前を目指さなければなりません。キャリアプランを立て、継続して努力ができる人は、潜水士に向いていると言えるでしょう。
実践的な技術は日々の仕事や訓練の中で身につけていく必要があります。例えば水中で浮きも沈みもしない状態、いわゆる「中性浮力」を取るためにはウエイトの量や呼吸、スーツに入れる空気の量などを調節できるようにならなければなりません。海の中での技術向上に積極的に取り組める人は、潜水士の適性があります。
潜水士の仕事は自然が相手です。海の安全に気を配るのはもちろんですが、意外に敵になるのが気温や温度。夏は猛暑の中ウエットスーツを着なければならず、冬は防寒用インナーはあるものの冷たい水の中に入らなければなりません。過酷な環境の中でも働けることが求められます。
潜水士の仕事は大変ですが、非常にやりがいのある仕事です。地上とは異なる環境で、特殊な技術が求められる仕事なので、「自分にしかできない仕事をしている」という自負も生まれますし、危険な環境での仕事だからこそ、終えたときの充実感も大きくなります。やりがいを求める人に向いている仕事と言えるでしょう。