あなたは今公認心理師の仕事に
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あなたがどのぐらい公認心理師に
向いているかわかります。
10問2分の質問に答えて
適性をチェックしましょう。
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あなたの適性度は57%で、公認心理師の仕事に対して極端な向き不向きはないようですが、どちらかと言えば向いている寄りです。公認心理師を目指したい場合は、診断結果の詳細を読み込んで自分に足りている部分と足りていない部分を理解するようにしましょう。大事なことは、仕事を通して「長所を活かせそうか」「短所を許容、克服できそうか」です。両方ともOKであれば是非目指してみてください。
ID | 資質 | 判定 |
---|---|---|
1. | 心理学や精神医学に詳しい | |
2. | 優れた傾聴力がある | |
3. | 深い洞察力を持っている | |
4. | 他者の意見を受け入れる包容力がある | |
5. | 人と程よい距離感を保てる | |
6. | 感受性が強すぎない | |
7. | 言葉を適切に選んで話せる | |
8. | 人の秘密を守れる | |
9. | 地域社会に貢献する意識が高い | |
10. | 向学心や勉学意欲がある |
公認心理師のもとには、心の悩みを抱えた人が相談に訪れます。心の健康に問題を持つ相談者に適切に対応するには、心理学や精神医学の知識を身につけておく必要があります。心理学の知識をしっかり吸収し、カウンセリングに生かせるようにしてください。日本語の文献だけでなく、英語やドイツ語の文献も読みこなせる語学力があれば、なお好ましいでしょう。
カウンセリングを通して心の問題の解決をはかる公認心理師は、傾聴力が求められる仕事です。相手に寄り添って話をきちんと聞く姿勢は、公認心理師の基本姿勢と言えるでしょう。真剣に耳を傾けていることが伝われば、相談者にとって、一人で抱え込んでいた悩み事を打ち明けようとするきっかけにもなります。心を開いてくれるまでに時間が掛かっても、根気強く見守って話を聞こうとするようにします。
カウンセリングに訪れる人のなかには、自分の心の闇をうまく言語化できない人もいます。どんなことに対して悩んでいるかについて、表情や仕草といった非言語的な要素からも洞察できる力があれば、より相手の心に寄り添ったカウンセリングができるでしょう。優れた観察眼を養うには、知識を身につけるだけでなく、訓練や経験の積み重ねが不可欠です。洞察力を磨いておき、相談者の言動に気になる部分があれば、どのような心理が潜んでいるかを的確に察知できなければなりません。
心理問題の専門家である公認心理師に相談する人は、精神的に追い詰められて、余裕がなくなっているケースも多いものです。心が弱くなっている時に、他者から否定されてしまうと、大きなダメージを受けてしまいます。包容力があって、相手の話を優しく受け止められる人であれば、相談者の心を軽くすることもできるでしょう。自分とは異なる価値観を持った相談者であっても、その価値観を受容することが大切です。
プライベートな悩みを打ち明ける相談者と公認心理師の間には、信頼関係は不可欠です。しかし、あまりにも距離が近くなり過ぎてしまうと、相談者が自ら解決策を見つける力を奪ってしまうことにもなりかねません。共依存の関係になってしまうのは危険です。相手とほどよい距離感を保って相談に応じる姿勢を心掛けてください。
相談者からどれほど衝撃的な事実を打ち明けられることがあっても、公認心理師は動揺を見せずに、冷静沈着でいることが不可欠です。感受性が強すぎると、相手に対して共感をするだけでなく、公認心理師自身も情緒不安定になってしまう可能性があります。あまりにも感受性が強く、センシティブな人は、カウンセリングを続けるのが難しいこともあるでしょう。何事があってもドンと構えていられる位の安定感と度胸が必要な職業だと考えておいて下さい。
公認心理師は、聴く力と共に話す力が求められる仕事です。語彙力が豊富で、その場に応じて言葉を適切に選んで話せる人は、公認心理師の適性があると言えます。自分を責めてしまいがちな人に対して心無い言葉を放ってしまうと、相談者の心の傷を抉ってしまうこともあるので、言葉選びには十分に注意を払います。
公認心理師は、プライバシーを遵守することが特に大切な職業です。打ち明けられた相談事に関しては、家族や親しい友人に対しても一切話してはいけません。例え話のような形であっても、仕事上に知り得た情報について触れることは禁物です。口が堅く、相手のプライバシーに配慮できる人は、公認心理師に適しているでしょう。
カウンセリングを続けているなかで、公認心理師だけでは解決し切れないと判断した場合には、心療内科や精神科に紹介をすることも大切です。高齢の相談者であれば、地域包括センターへつなぐことが必要な場合もあるでしょう。公認心理師は、地域の医療や福祉と密接に連携して、心の悩みの解決に向けた支援ができる環境を整えることが求められます。公認心理師の判断ひとつで、相談者の心の問題が軽くなることもあれば、重くなることもあると認識し、責任を持って判断するようにします。
心理学や精神医学の世界は、日々研究が進んでいます。公認心理師としての仕事を続ける上では、新しい知識を吸収し、カウンセリングにも取り入れてゆく意欲が必要です。多様な年齢や立場の相談者に対して柔軟に対応するためには、幅広い素養を持つことが求められます。時事問題に対してもアンテナを張り、時代の流れや社会問題についての理解を深めるようにしましょう。
公認心理師は、心に問題を抱えている人を対象にして、心理学の知識を用いてカウンセリングを実施し、指導や援助をして問題を解決に導く専門家になります。
その心に問題を抱えている相談者だけではなく、家族や職場などの関係者に対しても、助言や指導をおこないます。
その他には、心の健康に関する知識を広げるための、教育活動や情報提供なども公認心理師の大切な仕事の1つになります。
公認心理師は、問題の解決方法を教えるのではなく、相談者自身がベストな答えが出せるように導いてあげる役割があります。
どのようにすれば問題解決ができるのかなどを、相談者とともに考えて、解決方法が見つかるようにサポートをします。
公認心理師として働くためには、国家試験に合格をして、公認心理師資格を取得する必要があります。
受験資格を取得する方法には、3つのルートがあります。
1つ目は、4年生大学で指定科目を履修し、大学院で指定科目を履修する方法・2つ目は、4年生大学で指定科目を履修し、指定の施設で2年以上の実績経験を積む方法・3つ目は、海外の大学で心理科目を修了し、かつ大学の大学院で心理に関する科目を修了する方法です。
また既に心理職に就いている人などのために対して、特例措置も用意されています。
公認心理師国家試験は年に一回実施されて、試験は全問マークシート方式で出題されます。
公認心理師の平均的な年収は、複数のデータから420万円程度だと言われています。
しかし公認心理師は勤務する場所によって、業務内容が異なるといった特徴があります。
保健医療や福祉・教育の現場で活躍する公認心理師の平均年収は、約350万円から400万円程度になります。
司法・犯罪分野で働いている公認心理師の平均年収は、約500万円から600万円程度と言われています。
大学や研究所などの専門性の高い分野などでは、1000万円を超える年収を得ている公認心理師も多く存在します。
また経験年数が10年以上ある公認心理師の場合の平均年収は、約400万円から500万円になり、就職をしたての頃の平均年収は、200万円から300万円程度になります。
公認心理師の就職先は、保健医療や教育・産業・福祉・司法犯罪などのさまざまな分野があります。
保健医療分野では病院やクリニックなどの医療機関が主な就職先になります。
精神疾患を抱える患者さんなどにメンタルケアをおこないます。
教育分野では、幼稚園や小学校・中学校・高校などの教育現場で働きます。
産業分野では企業内にある健康管理センターに就職します。
会社員や公務員など働く人のメンタルヘルスを支援します。
福祉分野では、児童相談所や児童福祉施設で働くケースが多いです。
こどもの心身の発達や、子育ての相談などをおこないます。
司法犯罪分野では、少年鑑別所や少年院などの施設で勤務することが多いです。
犯罪の加害者と被害者の両方の心のケアなどをおこないます。