あなたは今考古学者の仕事に
興味がありますか?
この診断を受けると
あなたがどのぐらい考古学者に
向いているかわかります。
10問2分の質問に答えて
適性をチェックしましょう。
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あなたの適性度は57%で、考古学者の仕事に対して極端な向き不向きはないようですが、どちらかと言えば向いている寄りです。考古学者を目指したい場合は、診断結果の詳細を読み込んで自分に足りている部分と足りていない部分を理解するようにしましょう。大事なことは、仕事を通して「長所を活かせそうか」「短所を許容、克服できそうか」です。両方ともOKであれば是非目指してみてください。
ID | 資質 | 判定 |
---|---|---|
1. | 歴史に強い興味がある | |
2. | 地道にコツコツ頑張れる | |
3. | 行動力と積極性がある | |
4. | 探究心・好奇心がある | |
5. | 細部に気を配ることができる | |
6. | 体力がある | |
7. | 幅広く柔軟な視点を持っている | |
8. | 周囲から学ぶ姿勢を忘れない | |
9. | デジタル機器に強い | |
10. | コミュニケーションを大切にする |
考古学者は発掘調査による出土品を手がかりに研究を進め、古代の生活を現代に蘇らせるのが仕事です。当然歴史に強い興味関心を持っていることは、考古学者として働く上で大切な資質となるでしょう。現代はいろいろな情報にアクセスすることができ、昔の人がどんな生活をしていたのか手軽に知ることができます。しかしその実、歴史にはまだ分かっていないことがたくさんあるのです。土の中に残された過去の物質などから当時の生活を紐解いていくのが考古学者の役割です。自分の手で歴史の謎を紐解くことに情熱を注げる人は、やりがいを持って仕事に取り組むことができるでしょう。
突然全ての謎を明らかにする凄い出土品が見つかる、というのはフィクションの世界ではありがちですが、現実の考古学では長期にわたる事実関係の積み重ねが必要になります。地道にコツコツ研究を進めていける人が向いている仕事と言えるでしょう。未知のものを発掘、研究していくための手がかりは自分で見つけなければなりません。長い時間をかけたのに結局何も分からなかった、ということも時にはあります。気が滅入ることがあっても途中で投げ出したりせず、粘り強く研究に取り組む気持ちが求められるのです。
考古学者はフィールドワークとデスクワークを平行して行うことが求められる仕事です。ちょっと気になることがあったときに後回しにせずすぐ調べられる、思いついたことをすぐ実行に移せるといったフットワークの軽さ、積極性の強さがとても重要になる仕事なのです。
遺物や遺跡から歴史の謎を紐解くには、探究心や好奇心が欠かせません。これは何なのか調べずにはいられない、とことん調べ尽くして全てを明らかにしたいという気持ちが、研究を進める原動力になります。また、探究心や好奇心が強い人は、知識の習得にも貪欲になれます。考古学では幅広い知識が必要になるため、日々様々なことにアンテナを張り、手に入れた情報を元にすぐ行動できることが求められるのです。
考古学と聞くと大規模な発掘調査を連想する人も多いですが、実は細かい作業も非常に多いのが特徴です。土の中に埋まっている遺物を探し出し取り出すには、相当の慎重さが求められます。見落とした、作業中にうっかり傷付けてしまったなどということがあってはならないからです。もちろん、掘り出した後の遺物の扱いも慎重さが求められますし、研究分析する際も細かいところまで目を配り、どんなに些細なことでも手がかりは絶対に見落とさない注意力が必要になるのです。
発掘調査は基本的に屋外で行われます。場所によっては危険を伴いますし、夏は暑く冬は寒いのが当たり前です。海外での発掘作業となれば長距離を移動することになりますし、道中整地されていない道や草木が生い茂った環境を歩かなければならないこともあります。発掘作業中は立ちっぱなし、中腰状態が長く続き、足場が不安定なことも多いですし、発掘現場から少し町に戻れば現代的な快適な環境、という場所ばかりではありません。そんな過酷な状況でも発掘作業を行えるだけの体力、持久力が必要になります。
考古学の研究を進めるためには、考古学の知識だけを極めるだけでは足りません。研究対象になる国や地域の歴史、文化に対する深い知識が必要になりますし、当然現地の語学も身につけなければなりません。また、現代の考古学は他の学問分野との関わり合いが深まっており、自然科学や社会科学などの知識も必要になります。調査データの蓄積が進んでいるため、情報科学分野からのアプローチも進んでいます。今後考古学の研究を進めていくためには、各学問を横断した幅広い知識、視点が求められることになるでしょう。
考古学と一口に言っても、研究者毎、所属する研究機関や大学毎に得意分野や担当分野が異なります。自分一人で研究を進めるのではなく、時には周囲の人から学ぼうとする謙虚な姿勢が必要になることも多いです。
現代の考古学では、テクノロジー機器を使用して発掘や研究を進めることがほとんどです。効率的に研究を進めるためにも、こうしたデジタル機器を積極的に扱うことが求められます。
一人でコツコツ研究を進めることも大切ですが、周囲との関わりも忘れてはいけません。発掘作業は基本チームで行われることになるので、一緒に作業する人と良好な関係を築くことで良い結果を得られるようになります。また、発掘調査を行うには必ず現地住民の協力を得なければなりません。どんなに偉い、研究成果を持っている考古学の権威であっても、現地住民からすれば余所から突然やって来て土地を掘り返そうとしている人なだけです。調査の目的などを伝え協力を仰ぐためには、やはりコミュニケーション能力が必要になってくるのです。