『 IT技術・テクノロジーが好き 』

あまり兼ね備えていない

Webエンジニアとして仕事をしていくには、何よりも先ずIT技術・テクノロジーに興味を持ち続けることが大事です。IT技術のトレンドは常日頃から変化を続けており、新しい技術・知識などの情報をキャッチアップしていく必要があります。IT技術に興味が薄いと、トレンドを追いかける熱意を持ちにくくなるばかりか、仕事を続けるモチベーションも維持できなくなります。しかし、IT技術への興味を失わなければ、新しいことに取り組む楽しみを見出すことが可能です。

『 ものづくりに興味がある 』

あまり兼ね備えていない

WebエンジニアはWebサービスの設計・開発を担う職業です。広義的に言えばWeb開発も「ものづくり」の仕事であるため、何かを作る仕事に興味がある人もWebエンジニアに向いています。ものづくりが好きな人は、ゼロから何かを作ることへの達成感を得やすいため、高パフォーマンスを維持できます。仕事の達成感をモチベーションに繋げることができれば、より楽しみながら作業に取り組めるでしょう。

『 勤勉で向上心がある 』

兼ね備えていない

IT業界で活躍していくには、常に最新情報を得てスキルをアップデートしていく必要があります。IT技術は特にテクノロジー進歩が速く、古い技術を使い回すようなエンジニアは仕事についていけません。積極的に新しい情報を受け入れて学ぶ勤勉さと、自らスキルのアップデートに励む向上心を持ち続けていれば、Webエンジニアとして長く働くことが出来るでしょう。逆に勉強が嫌いであったり、時代の変化に追いつけなという人はWebエンジニアに不向きです。

『 効率化の工夫ができる 』

あまり兼ね備えていない

Web開発において重要なのが、仕事のパフォーマンス。開発業務はこなさなければならないタスクが多く、「効率化」による作業ペースの向上を行う場合が多いです。例えばコーディング作業の場合、フレームワークを使って作業を省略したり、何種類かテンプレートを何種類作ってミスを減らすといった効率化が行われます。このように、効率化の工夫ができる人はWebエンジニア向きと言えます。

『 地道な作業をこなせる 』

十分に兼ね備えている

コーディング作業は長時間に渡って行う必要があり、何時間もパソコンと向き合いながら仕事を続けることになります。特にスケジュールが詰まっている場合などは更に業務時間が伸び、地道な作業を続けられる集中力が求められます。他のことに注意が向いてしまったり、同じ作業に耐えきれず気が散ってしまう人であれば、Webエンジニアの仕事はおすすめできません。

『 細かい所まで注意を払う 』

兼ね備えていない

無駄や不具合のないコーディングをするためには、細かい所まで注意を払う観察力が大事です。それと同時に、欠陥や矛盾を念入りにチェックし、作業を一つ一つこなしていく忍耐強さも求められます。これらの能力が備わっていれば、少ないミスで手早く仕事を進めることができましょう。逆に大雑把で見落としが多い人や、注意力の必要な細かい作業が苦手という人はWebエンジニアに不向きです。

『 臨機応変に動ける柔軟性がある 』

兼ね備えていない

Webエンジニアには、臨機応変に動ける柔軟性も要求されます。新しい技術の習得は勿論、仕様変更やバグ・エラーへの対処、スケジュール変更への対応など様々な場面で柔軟性が必要になります。また、変化の激しいIT業界のトレンドに合わせるのも、柔軟性が無いと厳しいでしょう。頑固にならず、あらゆる変化に応じて臨機応変に対処できる人は、Webエンジニア向きとの性格と言えます。

『 試行錯誤の繰り返しが苦でない 』

そこそこ兼ね備えている

Webエンジニアの仕事においてトライ・アンド・エラーはつきもの。予期せぬバグ・エラーなどは日常茶飯事であり、正しく作動するまで試行錯誤を繰り返すことになります。思い通りにならないだけで、すぐに苛立ってしまうような人はWebエンジニアには向いていません。気持ちの切り替えが早く、何度でもトライを繰り返せる人にこそWebエンジニアの仕事がおすすめです。

『 コミュニケーション能力が高い 』

そこそこ兼ね備えている

Webエンジニアに限らず、エンジニア職はプロジェクトメンバーと共同で開発に取り組む場合が殆どであり、他のメンバーと上手くコミュニケ―ションを取れるスキルが求められます。また、ヒアリングを行うのもエンジニアの仕事であるため、クライアントの潜在ニーズを引き出した上で、認識の齟齬が起きないようわかりやすく説明できる能力も必要です。とにかく人と接することが多くなるので、ある程度のコミュニケーション能力がないとWebエンジニアの仕事は難しいでしょう。

『 過酷なスケジュールでも乗り切れる 』

そこそこ兼ね備えている

Web開発の現場では、予定通りに事が運ぶことはめったにありません。スケジュールが予定よりも詰まってしまったり、予期せぬバグ・エラーなどでつまずいたりする可能性も出てきます。また、納期が押し迫ってストレスを抱えたり、大量の仕事を処理しなければならなくなる事も多いです。このように過酷なスケジュールでも乗り切れる人、心身ともに強く長時間労働にも耐えられる人はWebエンジニアに相応しいといえます。

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WebエンジニアはWeb開発の現場でシステムやアプリケーションの企画や開発、テストや実装などを担当する職種です。

現場によってWebエンジニアの役割には違いがありますが、クライアントにヒアリングをしてシステムやアプリケーションの企画を提案したり、開発が完了したシステムをWeb上に実装して納品したりするのが重要な役割です。

Webエンジニアは開発現場では提案した企画を設計書や指示書としてまとめて、プログラマーやデザイナーに開発を進めさせる、あるいは自分でプログラミングをしてシステムやアプリケーションを開発するのが一般的です。

WebエンジニアになるにはWeb全般についての知識と、プログラミングやコーディングのスキルが必要です。

基本情報処理技術者やWeb開発でよく用いられるプログラミング言語の認定資格などが就職や転職では役に立ちます。

しかし、Webエンジニアとして働く際に資格は必須ではありません。

実務をするためのスキルセットが整っていることが最も重要です。

Webエンジニアになるときには大学の情報科学科を専攻したり、プログラミングやWeb系の専門学校で学んだり、Webエンジニア養成のためのセミナーを受講したりして就職先を探しているケースが多くなっています。

Webエンジニアの平均年収は大体450万円～550万円です。

Webエンジニアに特化した全数調査がおこなわれているわけではないので具体的な数字を出すのが難しいですが、求人サイトや公的機関による情報通信分野における年収の調査を総合的に見ると500万円前後と言えます。

ただ、Webエンジニアは年収の幅が広いのが特徴で、突出したスキルがあって高度な案件に対応できる人は年収が1000万円を超えていることもあります。

開発スキルがあるWebエンジニアは副業で稼ぐこともフリーランスで働くことも可能なので、働き方による年収の違いもあるのが実態です。

Webエンジニアの就職・転職先として最も典型的なのはWeb開発会社やホームページ制作会社です。

Webシステムの開発をしている特化型のベンチャー企業でもWebエンジニアが重宝されています。

また、Webエンジニアはクライアントサービスをしている受託系の会社だけでなく、自社開発をしている企業でも募集されている場合があります。

Webをベースにした社内システムを構築して運用している企業では、開発やアップデート、運用や保守管理などの担当者としてWebエンジニアが必要だからです。

Webエンジニアの活躍の場は広がっているので将来展望も良いでしょう。