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出版業界

出版業界は明治・大正時代から安定して伸びてきた公共的な業界で、教育・娯楽・ファッションといった分野と深い結びつきがあります。教科書を含めた学習系商材は、学校などの教育の場において必要不可欠な存在です。娯楽という意味では小説や漫画に関する雑誌を発行して人気作家の作品を連載し、単行本でさらに稼ぐビジネスモデルとなっています。また、数多くの出版社がファッション誌を発行しており、各社はアパレルメーカーやモデル事務所と密接な関係にあります。

出版業界の職種適性診断一覧(全17種)

出版業界に向いている人の特徴

  • 本や雑誌を読むのが好きな人
  • デジタル化が進む中でITに関する知識に長けた人
  • マーケティング能力が高い人
  • コミュニケーション能力が高い人
  • 仕事が好きで長時間労働や休日出勤に耐えられる人

出版業界に向いていない人の特徴

  • パソコン/スマートフォンといったデジタル機器の操作に弱い人
  • たくさんの休暇が欲しい人
  • マーケティング能力に自信がない人
  • 営業能力がない人
  • 努力が報われないと気が済まないタイプの人
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出版業界の今後の見通し

出版業界はインターネットの普及が進んだ2000年代、斜陽産業と言われていました。

紙離れが進む中、潤沢な資金を持つ大手以外の大半が業績を落とし、ひたすら右肩下がりの状態が続いていた時期もあります。

しかし、2010年代に入って液晶タブレット端末や電子ペーパー端末が普及し、デジタル機器でや本を読む、学習教材・雑誌を閲覧するという文化が盛り上がっていきます。

公益社団法人全国出版協会HP掲載の市場規模・販売金額推移データを参照しても、電子出版市場の伸びにより、右肩下がりの状態からの脱却に成功し、2020年前後から回復局面に向かっている事が確かに伺えます。

電子出版市場は今後も右肩上がりで伸びていくと予測されており、この波にうまく乗れた出版社は業績を伸ばしていける可能性を秘めます。

一方で紙媒体へのこだわりが強く、積極的に電子出版事業へ取り組む事をしない出版社は生き残っていけるのか不透明な状況です。

出版業界の課題

出版業界の最も大きな課題は「早急なデジタル移行」「事業の多角化」といったところです。

まず、インターネットや電子書籍の普及などにより大半の紙雑誌は部数を落とす中、どうやって部数を維持していくか、各社が苦悩しています。

紙媒体に逆風が吹く一方で電子媒体にはひたすら追い風が吹いており、デジタル移行を進められれば紙版と電子版を合わせた部数を伸ばしていける可能性があります。

ただし、インターネット上にはブログをはじめとした無料で読める執筆物が溢れているほか、動画メディアを通じて様々な事を無料で学べてしまいます。

わざわざお金を出して電子書籍や電子雑誌を購入しなくても消費者が有益な情報を得られる中、会社全体の売上を伸ばしていくには事業を多角化させる事も強く求められています。

ちなみに、大手の中では集英社がこれまでに築きあげてきたコネを武器に多角化に成功しており、この例にヒントが隠されていると言われています。

こちらの会社は、例えばファッションに強い事を活かしてZOZOTOWNのような衣料系通販サイトを立ち上げ、出版事業依存の状態からうまく脱却しました。

歴史が長く公共的な存在である出版業界は、信用力や築きあげてきたコネを武器にする事が可能です。

会社の信用力・ブランド力を活かし、プライドを捨てて伸び盛りの分野にうまく投資する事に注力する事ができた企業は、大化けする可能性を秘めます。

出版業界の代表的な会社

集英社

週刊少年ジャンプをはじめとしたコミック誌&連載作品が人気、そしてファッション系媒体が得意。この業界の中心的な存在

講談社

教育・文芸・コミック、そしてファッションなど、各分野にまんべんなく強い総合出版社

小学館

3大総合出版社の一角で、学習系商品などを提供

KADOKAWA

昭和時代からメディアミックス(小説と映画)に強い。IT企業のドワンゴと経営統合するなどデジタル事業に積極的

宝島社

付加価値の高いファッション誌を多数出版

学研ホールディングス

昭和時代から優れた学習系商品を提供

ベネッセホールディングス

進研ゼミなどの教育系事業を展開

光文社

中堅出版社の代表的な存在でクオリティの高いファッション誌を提供

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